私のお仕事は「家庭担任」 【リライト版④】 | 学びのコンサルタントCAB

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コチラの記事は【私のお仕事は「家庭担任」です】をリライトしたものです。

 

「家庭担任」の業務内容は大きく分けて

 

①学習指導

②進学指導

③生徒指導

④生活指導

⑤保護者のサポート

⑥学校や病院、事業所との連携

⑦学校や教育関係者、事業所、企業のサポート

 

の7つになります。

 

こちらの記事で、⑦学校や教育関係者、事業所、企業のサポートに関して書いてます↓

 

 

こちらの記事で、③生徒指導④生活指導に関して書いてます↓

 

 

 

こちらの記事で、⑤保護者のサポート、⑥学校や病院、事業所との連携に関して書いてます

 

 

 

さて、今まで4回に渡り書いてきましたが、最後のテーマは・・・

 

①学習指導、②進学指導についてです。

 

そこら辺の家庭教師と同じ内容・・・・ではないです。

 

 

1回1500円〜3000円程度の家庭教師とは次元が違います。

 

まず、私が①学習指導に関して、大事にしていることが2つあります。

まずは「その子に合った学習方法を見つける」ことです。

たとえば・・・

 

英単語を10回書いて覚える子と、50回書いても覚えない子がいます。

この2人に同じ指導をしますか?

するわけがないですよね。

 

50回書いて、覚えられない子は「書く」以外の指導が必要です。

音読をさせること=「話す」ことで覚えられる場合はそちらに指導をシフトする必要があります。

 

では、この違いがどこにあるかというと・・・

 

その子の情報の取り入れが「目からが得意」か「耳から得意」かというお話になってきます。

また、「目から取り入れた情報を頭で考えること」か「耳から取り入れた情報を頭で考えること」のどちらが得意か、ということも絡んできます。

 

つまり、「教科書を読む」「黒板を書いて、解説する」ことがわかりやすいという子もいれば、「何も書かず、喋って解説する」「言葉は書かず、イラストや図を描く」ことがわかりやすいという子がいます。

 

このように「その子にとって、最もわかりやすい伝え方/接し方はなにか」を見抜いた上で、その子に最も合った指導をしていきます。

ちなみに、この「目から」「耳から」どちらが得意か、に関しては、体験授業の45分で十分に見抜くことができます。

(なんなら3分程度で十分です)

 

よくある「この先生、わかりずらい!!!」が全くありません。

 

 

2つ目の大事にしていることは「家庭教師がいなくても、勉強できるようになる」ことです。

極論を言ってしまえば、「家庭教師がスタートした段階で、目標は家庭教師を卒業すること」になります。

 

わかりやすい先生がいれば、頼りたくなるものです。

授業でわからなくても、あとで全部聞けばいいや、となります。

 

そのとき、私はこう言います。

 

「どこがわからないか、はっきりさせてこい」

「『全部教えてください』ではなくて、『ここのこの部分がわかりません』と言えるようになれ」

「宿題のこの問題がわかりませんでした!ではなく、解説を読んだんですが、ここの部分がわかりませんでした!となるように」

 

また、宿題の設定やテスト期間の勉強量なども「こうしろ!」ではなく、「どうする?」と、丸投げします。

(もちろん、なれるまではこちらが丁寧に設定します)

 

たとえば・・・

「今日、数学のこの分野をやったけど、宿題はどのページにする?どのぐらいの量にする?」と自分で考えさせます。

 

苦手だったところをやらず、できたところばかり宿題にするなんていうのはあるあるです。

そんなときは、「それ意味ある?」と意地悪な質問をします。

 

また、1日10ページやる!と言ったら、「わかった。じゃあやってみ」と流します。

失敗するだろうなと思っても、正しい経験を積ませるためにも、ほっとくこともします。

結局できなかったとしても、「どうだ?なかなか厳しいよな。1日にやれる限界がわかったな?そしてら、改めて設定のやり直しだな」となるだけです。

 

テスト前に合計50ページの量を3日で終わらせる!とかいう子いませんか?

本気でできると思っている/やろうとして失敗する・・・という経験がないから出る言葉です。

 

 

ほかにも・・・

「提出はいつまで?」「ということは1日に何ページやらないとダメ」「その計画で大丈夫そう?」という感じです。

 

 

つまり、「いきなり正解」ではなく、「自分で考える/実行する/経験する」ことを重視します。

言い換えれば、家庭教師がスタートしても、すぐに成績が上がるわけではないです。

(もちろん、中3の夏にスタートした場合は、そんな暇はないので、ゴリゴリ点を上げる指導に切り替えます)

 

ただ・・・これを1年ほど続けると

ほぼ正確に正解(理想)の計画を立てて、実行することができるようになります。

 

中2の頃は「宿題やらない」「テスト勉強どころか、ワークを終わらせるのでギリギリ」「数学はどれだけやっても、60点」「平均点は50点」なんて子がいました。

その子は高1になり、「テストの2週間前には、ワークは終わっている」「テスト前にはワークを3周できる」「数学は常に90点台」「平均点は70点以上」になりました。

 

さらに・・・

高2年になり、新しい(難しい)教科になっても、「とりあえず、ノートは取る」「わからなかったところを整理して家庭教師のときに聞く」「理解はしたっぽいけど、不安な場合は練習問題で確認する」などがごく普通にできています。

 

 

これが私が目指す「一人で勉強できる」という姿です。

 

 

 

②進学指導に関しては

 

どこの学校が合っているか

そこに行って、幸せか

将来、困らないか

 

などたくさんのことを考えます。

 

よくあるのが「Dランクに入った!」「Bランクに入った!」と喜ぶのもつかの間、授業についていけなくなる、テストの点数も上がらず、成績も取れない・・・なんて話を聞きます。

 

どこの学校が合っているかとは↑のようなことにならないか、ということも含んでいます。

 

今、Dランク取れているけど、この能力だとついていけないな・・・。だったら、Fランクの高校に入って、評定4.5以上取って、大学は推薦で・・・なんてことも考えます。

 

高校進学や、大学進学、就職は「夢や希望」でお話はできません。

「現実的にここが限界」というお話はします。

たとえ、死ぬほど努力をして、限界以上の高校入ったとして、ついていけるか?という厳しい話もします。

 

すこい怖い話になってしまいましたが・・・

Cランクで、Hランクの工業高校に行き、3年間ALL5で、大学から推薦の話が来た、ということもありました。

 

あとはその学校の雰囲気が、その子に合うかという言葉そのままの意味もあります。

(高校教員なので、そこら中に繋がっている先生がいて・・・。私の受け持ちの子が、私の知り合いの先生がいる高校に入ることが結構な頻度であります笑)

 

ちなみに・・・

3年間担任だった先生が私の知り合いで、進学指導の際は、私と連絡を取り合い、指導の分担(学校で小論の書き方/私が演習&採点)をする・・・ということもありました。

 

話を戻しますが・・・

 

私が大事にしていることは「良い高校に入ること」ではないです。

「その子が行きたいところ/合ったところを考え、将来(大学/就職)まで考えること」です。

 

 

これで私のお仕事「家庭担任」とは・・・という紹介が終わりました。

こんなことができる家庭教師は、北海道にいません。

この次元は「学校の先生」と同じ(むしろちょっと上)です。

 

なにか教育でお困りの際は、一度問い合わせいただければと思いますm(_ _)m

 

 

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まず最初にお読みくださいm(_ _)m

私のお仕事「家庭担任とは?」が書いてあります。

 

 

 

 

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