ハシモトの技術 | 学びのコンサルタントCAB

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不登校支援から進学指導まで元教員が一緒に悩み、考え、お手伝いします。

「あいつ、マジでムカつく」

「全部、あいつが悪い」

「あいつはバカ」

「あいつは死んでもいい」

「あのセンコー、バカだろ」

「あんなやつ、学校やめればいい」

 

開放してた理科室で、何度も聞いた言葉です。

怒りながら、泣きながら、冷戦なふりをしながら、様々ですが。

 

そして、「だってさ!!!」と話が続きます。

 

このとき、ハシモトは黙って聞いてます。

(あれ、その一言は許していいの??昨日のブログと言ってること違うんじゃ・・・?と感じる方もいると思います。今回の場合は、1対1、私と生徒以外誰もいないので、「一旦、全部聞くことを優先」しています=テクニック)

 

ある程度、言い終わったところで

 

「そうか。〜はそう思った/感じたんだな」

 

だけです。

いわゆる、相手の言葉を反復するだけです。

ここで同情はダメです。あくまで、冷静に、真顔で、声のトーンは低めで、がポイントです。

 

生徒は一旦、感情を吐き出したいんです。

心をラクに、頭を空っぽにしたいんです。

 

そうすると、生徒側からポツポツと本音が出てきます。

(もし本音が出てこない場合は別のテクニックがあるので、それはまた今度)

 

「前は気にならなかったんだけど、今はあの言い方ムカつくんだよね」

「私も、そーやって言っちゃうときあるけどさ・・・」

「俺の言い方も悪かったけどさ・・・」

 

と自分にも悪いところがあったかも・・・、もしかしたらここがダメだったかも・・・、同じことを自分もしがち・・・などの反省的な言葉が出てきます。

 

もちろん、反省的な言葉ではなく、「あいつのあーゆところが嫌い」「ここが嫌だった」と普通からすれば「悪化したように感じる言葉」が出てきます。

 

どちらも、出てきてほしい言葉です。

どちらも、感情よりも理性が働き、反省的な思考だったり、「なにが嫌だったのか」の言語化ができているからです。

 

この言葉が出てきたところで、「じゃあ、どうしたい?」と相談タイムに入ります。

 

理科室に来てくれた(=なにかあった)のに、一番に出てくる言葉(感情)を鵜呑みにして、「そんなこというな」「まあ、落ち着け」なんて返したら、アウトです。

二度と生徒は本音を言わなくなります。

 

なぜそんなに生徒の懐に入るのがうまいのか

なぜそんなに生徒の本音がわかるのか

なぜそんなに生徒が信頼するのか

 

 

と教育関係者から聞かれますが、単純です。

「ハシモトの特殊能力」ではなく「技術」です。

 

「技術」である以上、他の方でも使えるものです。

ぜひ、子どもと接するときは使ってみてください。

 

 

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