ノエルティル式心理占星術での1つの特徴的な考え方は、


太陽を「欲求充足のために使うエネルギー」と、捉え、月を「統合的欲求」と捉えます。


太陽のエネルギーというところは、わりとわかりやすいと思いますが、「統合的欲求」って???というところ。


もう少しかみ砕いてみると、


「私はこういうことがやりたいんだ!」と、感じることに対して、どんな燃料を使ってそれを満たしていくか。ということなんですが、


例えば、寒さをやわらげたいときに、エアコンを使うのか、オイルヒーターを使うのか、暖炉に薪をくべるのか。。。


この、「寒さをやわらげたい」の部分が、統合的欲求の部分。


そして、「エアコンを使う」ところが欲求充足のために使うエネルギー。つまり、電気。


ってことになります晴れ


人によっては、エアコンはどうも苦手。。。乾燥するから。。。といって、オイルヒーターを使う人もいるでしょう。


寒さをやわらげるだけなら、こたつもいいね!という人もいるでしょう。


服をたくさん着る。お布団に入る。なんて人もいるかもしれません。


運動する!という人だって、いるかもしれません。


そのように、同じ「統括的欲求」を持っていても、それを満たすため、実現するために使う燃料は、その太陽星座によって違うということです。



同じように、エアコンを使うとしても、その欲求が「部屋の空気をきれいにしたい」なんてこともあるかもしれませんね。


「常に一定の温度を保ちたい」かもしれませんし、「電気を使いたい!」かもしれません(笑)



ま、このあたりは、本来の目的が何か。ということになります。



そう、つまり「統合的欲求」は、


人生において【生きてる!】と強く実感するために必要な欲求。


なんだと思います。



そして、その欲求を満たすために、使うのが太陽のエネルギーであったり、その経験なのですね虹


これまでの占星術は、こういうところを「性格」として表してきた経緯があります。というか、「性格」として説明されているのは、占星術の歴史の中ではごくごく最近で、その歴史の中のほんの一部、一時的なことのようです。


「生まれ持っての性格」というふうに決めてしまうことで、生きやすくなる部分と、逆に可能性を狭めてしまう部分があるように思います。


ノエルティル占星術は、その人の持って生まれた可能性を、どのように活かしていくか、エネルギーをどのように使っていくかということに対しての指針を与えてくれるのではないかな。と。


同じ欲求やエネルギーであっても、その段階のレベルによって、その資質が全く発揮されていないこともあれば、十分に発揮できていることもあります。場合によっては発揮され過ぎていることもあるかもしれません。


そのあたりは、実際にお会いしてお話しして、明らかになってくることもあるでしょう。


この144のパターンをブログに書いていくことが、奥深い心理占星術に興味を持ってもらえる一つの提案になれば良いなぁ!と、思っておりますブーケ1


さて、余計に何がなんだかわからないじゃないか。。。という声も聞こえてきそうなので、実際に太陽と月のブレンド、始めます~!