カレーが大好きで、おいしいカレーを食べるためなら少々の行列も厭いません。
特にスパイス系のカレーは
じっと耐えて行列に並んでいるときの修行感があってこそ、
スパイスが口の中で炸裂した瞬間、涅槃にいけるというものです。
でもたまにはさくっと、カレーが食べたくなる時もあります。
そんな時はここ。
インデアンカレー!

ご覧ください、この一分のスキもない完璧な佇まい。

ほどよく硬めに炊かれつつも、決してツヤを失っていないほかほかのごはん。
そのごはんをこんもりと盛りつけた上に、たっぷりとかけられたカレールー。
じっくりと煮込まれたお肉がちんまりと乗っているのもまた愛らしい…。
もう、すばらしいの一言です。
しかもこれが、注文して20秒ぐらいででてくるというしあわせ。
カウンター内は完全分業で、ごはんを盛る人とルーをかける人の連携も美しい。
トッピングが卵黄か全卵かによって、ごはんの上のくぼみ(卵ポケット)の
大きさと形状を変えるという細やかな心遣いも素敵・・・。
他のカレーチェーン店にはない、「職人」感がここにはあります。
お店の数もこれまた絶妙で、
いろんなとこにはあるけれど、いつでも食べれるわけじゃない。
気さくな感じなのに、意外と身持ちが固いというか。
さらに、ホームページが潔い。
コンテンツはヒストリー、メニュー、ショップ、以上!
「厳選されたこだわりの素材を使った店主自慢の…」的な文言があふれかえっている昨今、
余計なことは言いません、うまいカレーを召し上がれ。
というシンプルなメッセージが伝わります。(私にはそう聞こえます)
インデアンカレーさま、これからもおいしいカレーをよろしくお願いいたします。
…余談ですけど、「カレースパ」を注文している人を見ると
なんだか一目おいてしまいます。
カレーをスパで食べる・・・通ですよね。