摂食障害を乗り越えて | maro's diary

maro's diary

私の今までの人生で経験した事やこれからの事を記録として残してシェアをしたいと思います

 

こんにちは🌞

 

摂食障害について書こうと思います
摂食障害は人によって症状は様々です
完治の基準も人それぞれです
回復の過程も期間も人によって異なります
私の経験談と私の考えで書くので
参考程度に読んで頂ければ幸いです

今回は摂食障害になった
きっかけから克服を決意するまでの事

摂食障害になり身に起きた出来事などを書きます

回復のプログラムは別の記事に書きます

 

 

きっかけはダイエットです

最初は無理のない範囲で食事制限を始めました

次第に体が変化していくと共に

追い込むようにハードな食事制限を始めます

 

努力が目にみえてわかりやすく実感できるダイエットは

成功体験を手に入れやすいんです

そして何かと容姿で判断したり容姿を基準に考える世の中

痩せたことで生きやすく感じてしまうのも事実なんです

私もその一人でした

 

我慢をして食べたら罪悪感で自分を責める

食べた分次の食事は減らして調整など

ストレスのかかることを義務的に行っていました

これが「努力」で「いい事」だと思い込んでいました

そう思わせる情報が溢れていて

目に入りやすい世の中でもありますよね

 

📵

 

そんな生活を続けていると

ストレスは食欲となって現れます

これは生理現象です

飢餓状態の体が

「栄養が足りないので栄養をください」

と訴えているんです、体のサインです

 

そんな衝動と食べたら太るという葛藤の末

過食嘔吐になりました

 

体重が低下して私の身に起きたことは

生理が止まりホルモンバランスが乱れた

性欲や意欲が消えました

感情が不安定になり怒りっぽくなりました

衝動的になり制御が効かなくなります

栄養が不足し脳の萎縮が起こり

判断能力が欠けたり記憶力の低下

集中力がなくなりました

髪の毛が抜けるのに体毛が濃くなりました

体を守ろうとして起こる事だそうです

体力面でも筋肉が減り疲れやすくなったり

息切れ動悸が起きます

私は神経痛が出てしまい痛みで目が覚めて

悶絶しながら朝まで耐えたこともあります

骨張りだすと椅子に座るのも痛くなったり

少し体をぶつけただけでも重症化しやすくなります

体温調節もうまくできず

極端に暑くなったり寒くなったりして

体調不良にもなります

一番辛かったのは睡眠障害です

眠りにつけず2時間おきに目が覚める

昼寝もできませんでした

睡眠をとるのにもカロリーが必要なんです

日常生活もままならず

友人と出かけたり家族とご飯を食べることも

テレビを20分も見れないなど

支障が出ていることは自覚していても

摂食障害はひどくなる一方でした

 

❤️‍🩹

 

好きで食べて吐いてるんだと思うかもしれませんが

辞め方がわからなくなるんです

鏡に映る自分はまるでミイラや骸骨

魅力的な体になりたくて始めたことなのに

どんどんかけ離れていって

好きな洋服もきられない 人目が気になる

だから太りたいと思っても

怖くなってしまうんです

 

そんな生活を続けていく中で

自分の幸せを考えるようになりました

自信を持ちたくてはじめたことなのに

好きな服を着たかったのに

今しかできないことに挑戦したり

素敵な思い出を作りたいのに

幸せを自ら剥いでしまっている

そう思う事ができました

 

どん底のような毎日を送ったからこそ

いかに普通の日常が素晴らしい事なのか

健康の大切さも知る事ができたのだと思います

 

そこから目標を立てました

「夏には好きな服を着て出かける」

過食嘔吐がなくならなくても

拒食症は治そうと決めました

 

最初は過食嘔吐は絶対にやめられないと思ったので

過食嘔吐をしながら拒食症の治療を開始しました

 

🥡

 

ここまでが私の摂食障害の生活

克服を決めたきっかけになります

 

長くなってしまったのですが最後に

摂食障害になって変わったことや考えを書きます

 

先程も書いた通り

普通の幸せを実感でいるようになりました

生きているだけでいいということ

生きていく上で必要なことはあるけれど

その土台が歪んでいてはバランスが崩れてしまう

一生離れずそこにあるのは自分でしかない

自分を強くするのも弱くするのも自分

 

容姿ばかり気にしていたけれど

それは自分の価値に気付けずに

他人の評価で生きようとしていたからでした

 

📈

 

そして極端な考えが自分を苦しめている原因だということに気付きました

0か100の考えが根本にありました

全て完璧でいたいという気持ち

そうでない自分に情けなさを感じ自信を失っていました

人は完璧でなくていいなんて言葉は再三聞いてきたけれど

どうしたって完璧を求めてしまうんです

それは誰かと比較しているからでした

自信の無い部分を誰かと比較してしまい

落ち込む事の繰り返しでした

 

確かに人間誰しも完璧ではないし

欠けているところがあって

誰かと比べたら自分が劣っている事も事実だと思います

でもそればかり気にしてしまうのは

自分だけだったという事

自分の価値は自分でつくっていこうとも思いました

 

🧏🏻

 

家族との関係性も変わり

以前より更にいい関係で過ごしています

詳しい事は長くなるので

また別の機会に書こうと思います

 

👨‍👩‍👧

 

このカテゴリーは私が1番辛くもあり

良い経験になったと思っていることで

みなさんに伝えたいことがたくさんあるんです

 

なのでこのページを書くだけでも4日かかりましたし

書きそびれなどもありそうです

うまく言葉にできたのでしょうか…🧶

 

次に書く回復過程の事は

もっと沢山のことを伝えたいので

時間がかかってしまうかもしれませんが

誰かの気持ちがほんの少しでも

和らいでくれたら良いなと思いながら

書いていこうと思います

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました

 

👩🏻‍🏫