摂食障害の治療 | maro's diary

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私の今までの人生で経験した事やこれからの事を記録として残してシェアをしたいと思います

 

 

 

 

摂食障害の治療について書きたいと思います

 

 

はじめに

治療を始めてから3ヶ月になります

現在血液検査の結果も正常です

回復の方法や過程は人それぞれですので

参考程度に読んでいただければ幸いです

 

 

📒

 

私は通院で自宅治療の選択をしました

(詳しくはまた別の機会に書こうと思います)

摂食障害の専門の先生からアドバイスを頂き

参考の元、自分に合った方法で治療していました

 

まず、完治についての考えなのですが

人によって「完治」の基準は様々だと思います

私は体が健康になる事は前提として

「心が楽になり生きやすくなること」が完治だと認識しています

 

🫀

 

低体重だと脳の萎縮が起こっている為

判断能力や思考が疎い状態にあります

重ねて、命の危険もありますので

ある程度の体の回復が一番に必要です

そのために栄養を取る事が必要です

 

3食3間のプロセスを実践していました

(3食に3回のおやつ)

治療は健康になるためだけでなく

心の回復も伴います

練習して慣れさせる事や

恐怖と戦って自信を得たりすることが大事です

ルールも絶対もないので

自分のできる範囲から焦らずやっていく事

 

「食べる事」にフォーカスを当てずに

「食べられた事」にフォーカスを当ててください

 

 

🥣

 

 

最初は食べられるものを食べていきます

0カロリーのものサラダのみでも構いません

何かを食べる練習や慣れが必要です

 

次に食べられそうだけど怖いものなどに挑戦していきます

やはりいつまでも栄養がないものを食べていては

体も健康にはなれません

少しずつでも良いので慣らしていく事です

怖いけど食べられた、美味しかったと

自分の心に染み付かせていく感覚です

 

回復期で食べる食事に質や量など関係ありません

お菓子でもなんでもいいので

栄養を摂り好きなものを食べる事

栄養のバランスなどは関係ありません

心が満足することが大切です

 

挑戦して練習して慣れさせる事の

繰り返しに感じるかもしれませんが

着実に体は健康へと近付いています

 

 

🧘🏼

 

 

ここで起こる事が

「回復過食期」です

治す過程で必ず通る道だと思います

私は「スーパータイム」と呼んでいました

 

必要な分だけのエネルギーを求めてくれます

ただの過食ではなく

回復において必要な栄養を取ることが

「回復過食期」なので

ここで我慢したり食事量を控えると

また体は省エネモードになり

また必要な分だけのカロリーを要求してきます

(反動は大きく出るので過食衝動も大きくなります)

 

回復過食期ではとにかく沢山食べていました

質や量なども関係なし

好きなものを好きな時に好きなだけ

この三原則です

 

自分が思っているよりも体はボロボロです

筋肉も骨も内臓や脳、髪の毛から皮膚までも

うまく働けていない状態にあるのです

内側から体を作っていくので

体を健康な状態にするのに

とんでもないカロリーが必要なのです

 

なので毎日沢山「食べてください」と

体に呼びかけてくれているので

素直に食べたいものを好きな時に好きなだけ食べましょう

心の幸せを感じてあげてください

 

回復過食期は必ず終わります

健康になれば、それに合った

必要な栄養を体は求めてくれます

回復過食期にしっかりと食べる事

心を満足させていく事で

終わりは来てくれますから安心してください

 

 

🥡

 

 

回復期に起こる体の症状

 

私は心の問題にも悩みましたが

何より苦しかったのは

以下の体の症状でした

 

全身の浮腫み(歩行不可)

便秘と消化不良に伴うお腹の張り

体全身の痒みと抜毛

体の火照りに動悸

 

 

全身の浮腫は複数の理由があり起こります

今まで入ってこなかった栄養や水分に塩分などを

溜め込もうとして起こる場合

肝臓の働きが鈍くなっていることで代謝が悪い場合

低タンパク質(栄養不足)による場合

私はどれにも当てはまり

2ヶ月ほど浮腫に悩まされました

かかりつけの内科で

利尿剤を処方していただきましたが

内側の問題なので

とにかく栄養を取って回復を待つのみでした

 

便秘や消化不良も内臓の機能低下によるものです

下剤などは使用せずに

お医者様から処方されたものなどを

飲むことをお勧めします

 

体の痒みや抜け毛は

栄養が回っていくと皮膚の再生も始まります

古い皮膚がむけて新しい皮膚に変わるときに

かゆみなどがでます

髪も同様に健康な髪に生え変わるので

抜け落ちてしまいます

 

火照りや動悸は代謝が上がることで起きます

回復期の場合は体を作るのに

ものすごく体は働いている状態なので

代謝も体温もかなり上がります

伴い動悸も起こります

私は平熱が37度を超えていました

 

かなり日常生活にも支障が出ましたし

心も戦っていて苦しい中で

健康に向かっているはずなのに

体に出る症状は辛いことばかりで

本当に苦しかったです

でも苦しいのは戦っている証拠です

良くなっているからこそ出る症状です

踏ん張り期ですが

薬など処方してもらい

少し緩和していくのも良いと思います

(主治医の方と相談してください)

 

👩🏼‍⚕️

 

私はいろいろなお医者様に診ていただいて

「みたことの無いスピードで回復している」

と言われます

 

私は焦る必要もないので焦ってもいませんでしたが

とにかく早く良くなりたい

普通になりたい

こんな苦しい期間を終わらせたい

その一心でした

 

回復過食期は暇さえあれば食べて

沢山食べる努力をしてその生活を楽しみ

昨日よりも頑張った

と思える毎日を過ごしていました

 

無理もしていませんし

これが私のペースだっただけで

誰もがこのペースで回復する訳も必要も無いです

 

とにかく自分の幸せや心の満足

自分と向き合うことで聞こえてくる

本来の自分の声に耳を傾けてあげてください

 

 

食べるのが怖くて

体型の変化が怖いのに

食べて変化させないと

良くならないシステムに

憤りも感じていました

 

文句も吐き散らかしていました

毎日泣いていましたし、正直な話

摂食障害の期間より回復期の方が

辛いと私は感じました、それでも

 

自分の幸せを自分で選択していける人間になりたい

私は思っていました

 

そうなれるのであれば戦い抜くと決めて

自分を信じて、ただひたすら

恐怖と戦い自分で選択をして得た幸せを実感する

この積み重ねで練習の日々を送りました

 

必ず良くなります、完治します

私は今とても幸せです

 

🧏🏻♡

 

少しでも参考になっていただけたら幸いです

コメントなどで質問も受け付けております

 

Twitterの方では過去に

フォロワーの方からの相談質問に

答えさせていただいておりますので

重ねてご覧いただければと思います

 

@mgmgpai

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました