前回は、伊那市以外の候補地となった箕輪町とのやりとりなど最終決定の訪問までの話でした。
日程変更もあって、やっと行けるという数日前に息子が風邪をひいてしまいました
食欲も元気もあるけど、熱だけなかなか下がりきらず。
でも、今回は3校見学して学校を最終決定するとても大事な機会。土曜からの3泊で箕輪町の体験住宅に滞在する予定でしたが、急遽1日遅らせてもらい日曜に出発しました。
体験住宅は平屋の3LDK
建物自体は新しくはありませんが、LDKも洗面所やお風呂もとても広々としていて過ごしやすいです。
また、「夢まちLabo 」という箕輪町コワーキングスペースとカフェに隣接しており、ちょっとした芝生の庭があります。
最終日にカフェも見てみましたが、朝9時からオープンしていてモーニングセットやランチもあったので滞在中に利用すれば良かったと思いました。
夫が庭に出て景色を見ながらゆっくりしていたら、体験住宅のお隣の畑で作業をしていたおじさんに声をかけられ、野菜をあげるからと近くにある別の畑にお誘いいただきました。
3人で歩いて5分程の畑に向かうと、
「好きなだけ取って持って行きな」と気前のいいお言葉
大きな玉ねぎとサニーレタスを沢山いただきました
何だこの人の温かさは！こういう出来事があるとその町の印象も良くなりますよね。
その日も息子は夜だけ熱が少し上がってしまいましたが、翌朝には下がったので予定通り箕輪西小の見学と「空き家バンク」「ココスマ伊那」で気になった物件3件の見学です。
町役場で担当者さんと待ち合わせ、担当者さんの先導する後を車でついて行き、まず1件中古住宅の物件を見学。まだ居住中のため外観のみの見学でしたが、ちょうど居住者さんが出ていらして、中も見ていいよ！と気さくに言ってくださりましたが、学校見学の時間があったので敷地にだけ入らせていただきました。
1階のリビング側ではないですが、開けた方の田んぼと山の景色が抜群。2階からの眺めはすごく良さそうです。やっぱりこういう景色を見たいんだよな…
確かその物件は土地も広めで2,000万円弱だったかと思います。担当者さんは、築年数等考えると価格が高いかなぁと仰っていました。
不動産素人で土地勘もない私達からすると、中立的な立場の方に教えてもらえるのは心強い。移住支援はありがたいです。
次は箕輪西小学校の見学です。
最初に教頭先生の案内で校内見学。
印象的だったのは、ランチルームがありコロナ禍は中止していたが毎日全校児童で一緒に給食を食べるということと、全学年での縦割り班があり、その班で活動する行事があること。
同学年だけではなく、普段から他学年との交流がある環境です。
また、授業中や休み時間の様子を見ていると、ほのぼのアットホームな雰囲気が伝わってきます。
休み時間中、理科室の庭で遊んでいた5年生に、息子が好きなマイクラの洋服を着ている子達がいたので話かけたら、人懐っこく話をしてくれました。
ここに通ったら人数が少なく、縦割り班の活動もあるため、学校全員の顔や名前が分かったり、好きな事や得意な事も知ってもらえたり、一人っ子で人見知りな息子にもいい環境かもしれないなぁと感じました。
あとは、冬に学校近くの運動場に氷が張るとそこでアイススケートをしたり、学校近くの林まで歩いて行って活動をすることもあるそうです。
校内見学の後、校長先生と教頭先生にお話を伺いました。
私達夫婦が大事にしたい、自己肯定感を育むための教育や自ら考え行動するための具体的な指導の進め方のようなものがありますか？と質問をしてみましたが、特に具体的な取り組みはされていないようでした。
小学校のホームぺージで「今日のできごと 」の投稿を見ると、色々と面白そうな活動が見られ比較的特別授業が多そうに思いますが、それ以外は一般的な授業が行われているようです。
学校見学の後は、学区内の土地を2件を見に行きました。どちらもアルプスの眺望が良く、100坪以上ある土地で500万円以下！
最高の景色で広さも価格も良いので、問合せも多くこの数日の内に1件は商談中になってしまっていました。
住環境の希望が叶う土地や物件が出てきそうな地域です。
ただ、昔から熊が出ることもあったり、西側にある山が近いため日の入りが早く暗くなるのが早いというのは少し気にかかりました。
川遊びが大好きな家族なので、近くの川遊びができそうなスポットを教えてもらい、ちょこっと寄って、箕輪町の見学は終わりました。
移住担当者さん、町や学校の雰囲気、関わった住民の方々…
終始ほのぼのアットホームな温かさを感じます。町が掲げる「ほどほどの田舎ぐらし」というワードがぴったりな町でした。
翌日は、伊那市の2校
伊那小と伊那西小の学校見学です。
次回に続きます…