前回は、上伊那地域で伊那市以外の市町村に伊那小のような特色がある小学校があるのか問合せをし、気になった箕輪町の箕輪西小学校の学校見学可否と学区内の物件事情について問合せ(2023年3月頃)をしたところまで



さっそく移住支援担当の方から返信がありました。


●担当者さん自身が箕輪西小の卒業生で、町内でも他校とは少し違った学習や活動ができ、学校生活はとても楽しかった思い出


●学校見学は可能だが、学年末や新年度初めの忙しい時期を避けてから学校と調整していく


●学区内の物件は、現状としてほとんどない状況だが、空き家自体が全くないわけではなく、売買や賃貸物件として出てきていないため、町としてもそういった物件が流通に出回るような掘り起こしを行っている最中


担当者さんが箕輪西小の卒業生で、その学校をおすすめしてくれたのは信頼度があがります。まず、箕輪町の移住パンフレット等資料を送付してもらう事にしました。



並行して、前回(2022年10月)は授業後の見学となってしまった伊那小と学校の外観を見ただけの伊那西小、どちらも授業の様子を見てみたいと思い、伊那市の2校についても問合せや4月以降での見学について調整をすすめました。


前回までは学校に直接連絡をしていましたが、学校見学の方が増えているようで、全ての学校見学の窓口として移住支援員の先生が担当するようになっていました。移住支援員の先生は伊那小に常駐されているようで、恐らく退職された先生かと思います。


伊那小の見学時間は、1時間半〜2時間程。飼育している動物が色々いるため、見学する子ども次第で時間がかかったり午前も午後も見学する方もいる。伊那小は子どもたちの求めに応じて自由に外に出かけるので、「野に出よ」が1年生の合言葉で、外に出ていることが多い。


伊那西小は小規模特認校のため校長説明が必須。学校が小さいため林間含めて1時間程。


せっかく伊那西小を見学するのなら、1番の特長であり興味を持った学校林での活動を見学したいと思い、学校林での授業が多い時期や学校林での授業の頻度や時間数についても聞きました。


林間の学習は年間を通して行うが、冬季は危険につき春から秋の5月~11月がメイン。9月は運動会の練習が多いので少ない。固定時間割で動くため、理科や総合が重なる日には1日に3時間になったりする。後は行事や林間整備の日もある。全く林間授業の無い日もある。

毎朝林間をマラソンする。(冬季は体育館で縄跳びに変わる)

 

学校見学をして、まず小学校を決めて、住居等も決めていくことを考えると早い方がいいだろうから、一学期中に学校見学に行きたい。

1度の滞在で3校見学できるよう日程を調整していただきました。

当初の日程が、どうしても夫の仕事の都合がつかなくなってしまい、日程を再調整してもらわなくてはいけませんでしたが、お陰で箕輪町の「田舎暮らし体験住宅」がちょうど空いていて宿泊できることになりました。

箕輪町の体験住宅は、施設利用料は無料で、シーツ等のクリーニング代のみ。かなりありがたいです。


https://www.town.minowa.lg.jp/s/hodohodo/tour.html 



2023年6月下旬、月曜に箕輪西小、火曜に伊那小と伊那西小を見学することになりました。


そして、箕輪町に滞在する前に担当者さんとオンラインで移住相談を行いました。

とても話しやすく、移住に関係があることは全ての質問に答えてもらえるので質問もしやすく、色々な情報を教えてもらえて物事がスムーズに動きそうだな、全てをまとめて支援してくれるなという印象でした。誰も知り合いのいない土地で、寄り添ってもらえる心強さを感じました。

もちろん担当者さんの能力もありますが、これが小さな町の良さなのでしょうか。


伊那市は規模が大きくなりますし、移住者も多い市です。移住担当課もそれぞれ分野別に分かれていて、担当者が違うので別々に話を聞かなくてはいけませんでした。

こちらからどんどん色々聞いていけばきっと答えてくれるのだと思いますが、私個人の印象だと箕輪町の方が距離が近いと言えばいいのでしょうか、そんな感覚がありました。


また箕輪町の物件を見ていると、希望する見晴らしの良い土地が伊那市よりも安い価格で出ています。中古住宅のセルフリノベだけではなく、土地を購入してセルフビルドやハーフビルドという選択肢もあるかもしれないと思いました。



次回は、小学校最終決定の滞在について書きたいと思います…