本当に「なんとなく」です。
根拠もないし、なぜそれが良いのかも理論的にわからない。
もしかすると、それを理論的にわかろうとしたり、わかってしまったときには、頭で考えて体を動かそうとしてしまうので、逆に調子が崩れることもあるかもしれません。
ですから「なんとなく」できる、「なんとなく」いい感じというのは大切なのかもしれません。
原因がわかならい調子の良さはダメだ、と以前はそう考えていた気がします。
原因がわかっていれば、不調になった時に、修正する場所がわかっているので、不調から抜け出すことができる、そう思っていたからです。
しかし、体のどこかを、こう動かそうと考え、動かす場合、脳が指令を出して動きをさせる時点でタイミングは遅くなります。
となると「なんとなく」という感覚、これは悪くないのかもしれない、と最近は思ってきました。
最近の「なんとなく」のひとつです。
「なんとなく」ですけど、ストロークを打つ前に、テイクバックの時でしょうか、そのあたりで「力をためておいて」となんとなく思ってから打つと、なかなかいいショットが打てるんです。
どうやってためているのかではなく「なんとなく、ためておいてから打つ」です。
また、「なんとなく」インパクトでボールが面に当たるのを最後の最後あたりまで、腕で当てようとしない感覚です。
これまた、良い当たりになるんです。どう動かそうではなく「なんとなく」です。
簡単なのか、難しいのか、わかりません!