先ほど自分のところのゼミ4回生が研究室に来てくれました。
話しを聞いていると、本当に現実を見て、そして将来を見据え、着実に歩みを止めることなく前進していく姿勢、本当に素晴らしい人柄です。一人の人間として、一人前になりたい!そんな決意も感じます。
「夢を追う」という言葉は聞こえが良いですが、本気で将来を見据えていないことがあると思います。
話しは少し変わりますが、大阪に来て感じたことのひとつに、店がすぐにつぶれる、ということがあります。
店を出した人は、つぶれると思って出しているわけではありません。その店がうまくいってことを考え出したのだと思います。
しかし、なぜここまで多く店がつぶれるのでしょうか?
厳しい見方かもしれませんが、将来を見据えて出したとは思えません。
店を出すために働いて、お金を稼いで、ようやく出したのだと思います。しかし、そんなにすぐにつぶれてしまえば、残るのは借金だけでしょう。
店を出す前に、なぜその店はそこに出して大丈夫なのかを、本気で調べようとしなかったのでしょうか。
本気で調べるには、その道のプロにお願いするか、もし、その予算がなければ、自分で勉強しなければなりません。その店がしっかり存続できるのかについて学ばなければなりません。
こうした学びができるのかは、生きる力があるのか、ないのかだと思います。
ただお金が貯まった、店を出す、というだけではすぐにつぶれてしまうのは誰もが予想できることです。
話しは少しそれてしまいましたが、今日来てくれたその人は、将来を見据え、しっかり自分でやるべきことをやり、次に向けて前進しています。頑張ってください!
ではテニスの話になります。
この動画は以前にあげた近藤プロのものです。
0:09あたりからの会話を書いてみます。
「今までヘッドがなかなか返らなかったから・・・」
「返すためにどうしたらいいか?・・・」
「体を回して、ヘッドが返ってくる、という風にヘッドを返していた・・・」
「ひらく分だけ、ちょっとポイントがズレる・・・」
「修正点がみつかって、開かずに右腕をパンチのようにグッと出す」
「今まで、こう出すと、プッシュフォアになって、それをやってはいけないと思っていたけど、全然やってよかった」
「振られた時ほど、先に体を返していたけど、それが今は返したら逆にダメだと思っている・・・」という感じです。
昨日の動画と、この動画、体を回転を、プッシュフォアと、相反するように感じるのですが、そうではありません。
自分の中で少しずつつながってきました。