今朝はゼミの学生さんに練習してもらいました。朝から暑く、短パンまでびっしょりとなりましたが、この年齢(11月の誕生日で55歳)になっても、こうして汗がしっかりかけるスポーツをすることができること、本当に有り難いことです。
いくつまで試合に出続けることができるかわかりませんが、現実、ベテランJOPのランキングをみると、男性は85歳以上クラス、女性は75歳以上クラスでシングルスがありますからね。自分はまだまだ若手の部類に属するのかもしれません。
それにしても85歳以上で、真夏の炎天下で3セットマッチのシングルスをするということが想像できますか?
しかし、コツコツ継続することで可能になるのかもしれません。まさに生涯スポーツであり、それが真剣勝負である競技スポーツであることがすごいところです。
ところで、今朝の練習では昨日のグリップの動画にも関係して、何人かのプロのフォアハンドのスロー再生を見ていました。
そこで気づいたことが、フォワードスイングの中でインパクトに至るまでに、前腕の内側が上方向(つまり空の方向)を向いているということです。
そしてインパクトの瞬間には前腕の内側は前方を向いているということです。
この前腕の動きは実は自分の中では感じることができない、というよりも、そういう動きは正しくない、という考え方がありました。
しかし、学生さんらにたまにラケットを持たずにフォアハンドのスイングをやってもらうと、前腕の内側が上を向いて振り出していく(引っ張り出していく)動きをするケースが何人かいました。
なぜそうなるのか?その理由を自分は単純にフォアハンドのグリップがフルウエスタン(超厚め)で握っているからだ、そう思っていたので、自分には当てはまらないと決めつけていました。
これがどうも違うようなのです。この気づきは大きいです。フォアハンドがセミウエスタンであればもちろん、フォアイースタン程度であっても、インパクト前の前腕内側が上方を向いていることが、プロの動画では確認できるのです。
今朝の練習でやってみました。とてもしっくりきて、気持ちラケットヘッドが走る感覚もあります。
明日の朝の練習が楽しみです。部屋の中でもラケットをゆっくり動かす素振りをして確認しています。