バウンドの音を聞き、インパクトとの音を聞いて、手の平にインパクトの感触を、そしてボールを見続ける。

ただし、ボールを見続けようとすると、ボールがインパクトしたいポイントよりも手前に来てしまうことも要注意。

インパクトの瞬間を見ようと思っても見ることは、少なくとも自分には不可能です。それでも見ようとすれば、ポイントが遅れる、タイミングが遅れるということになります。

インパクトポイントは前だとして、そこを見ようとしてもボールがインパクトする瞬間を、「見た!」とはなりません。

見ることができないのであれば、視覚ではなく、他の感覚を動員することが大切となります。

そして、最高のタイミングを目指し、最高のインパクトを目指し、うまく打てた、その時の音、手の平に伝わってくるインパクトの衝撃を自分の中に成功体験として潜在的にインプットさせたいです。

しかし、このバウンドの音、インパクトの音、手の平感覚を、ラリーのボールに対して全然できません。できても自分が打って、相手が打って、そしてその次にもう一度打ってぐらいで、その次に自分が打つ時には、音を聞こうとはしていません。

これができるようになれば、ボールにしっかり集中して、最も適したタイミング、インパクトと連続して出せるようになるのではと思っています。

今はラリーが続くほど低くなっていきますが、この練習を続けていけば、1球、1球、本当に集中して打てるようになるのではないかと思っています。