昨日までの大会は、バックハンドでは90%ぐらいはスライスで打っていました。

というより、ドライブで打てなかったというのが本当です。

どの試合も、相手の方がフォアハンドが強く、いずれも相手のフォア対自分のバックハンドスライスという苦しい形だったと思います。

そこでふり返ってみれば、スライスを使い始めてしまうと、バックハンドのグリップがスライスの握りに慣れ過ぎてしまって、いざ、ドライブで打とうと思っても、グリップチェンジができなくなっていたと思います。

一度、ラリーの中で、ドライブで思い切り打ち返したのですが、見事に大ホームラン、バックフェンスに当たるのではないかといくらい、とんでもなくひどいショットを打ってしまったのです。

その時に、グリップの握りの、なんともいえない嫌な感触、あれは間違いなく、グリップチェンジをせず、スライス用のグリップのまま打ったからでした。

さらに、スライスを打ち過ぎると、自分がフォアで打たなくなる、これも感じました。

もしかすると、フォアのグリップさえ怪しくなってしまっているのかもしれません。

幸いに試合の中で、フォアの感触が最悪にはならなかったのですが、足を止めてのバックハンドのスライスになっていたところを、フットワークで回り込み、フォアで打つようにしていたら、テニスの中身も変わっていたと思います。

バックのスライスを磨くのはこれから絶対にしていかなければなりませんが、と同時に、フォアハンドで打つ回数を意識的に増やすことも必要と思っています。

そして、そのフォアを打つときには、手首のコックを最優先にしてから、それをキープしつつ厚く当ててのドライブ回転となるようにしてみます。