力みをなくし、丹田から動きだしをつくる!
これは相当難しいと思います。そして実際に丹田というところ自体が未知の世界。
しかし、超一流、いわゆる達人レベルの複数の人からの話しでは、やはり、なんとなく丹田あたりの感覚の言葉で出てきます。
それでも、実際に試合となると、丹田という意識はないようです。
何もしないで、会話の中で、自分の動きを人に伝えるとしたら、丹田あたりから・・・という言葉になってくるのかもしれません。
ここ最近に至るまで、このような意識の中で練習していました。
1.まずは判断。
2.判断して自分がフォアかバックかコンパクトに準備しておいて、打点を探る、動く。
3.グリップエンドからボールに向かっていくストローク
4.セカンドサービス
そして、呼吸法と面を早くかぶせてしまう擦れたあたりをなくすこと。
1~2あたりについて年齢別チャンピオンに話を聞いてみたところ、その方は、「全体的に相手を見るような感覚で、判断からとか、動き出してとかあまり順番をつけずに、それらが一連の流れで、というか同時か、連動しているという感覚なのか、そういう感じでやっている」とのことでした。
しかし、「判断を早く、というのは正解だと思う」とのことでした。
打つ時の「間」について聞いてみると、「間を楽しんでいるというのか、よくボールが来なかったから自分がミスったっていう人がいるけど、自分は、そのボールが来ない、その間を利用して、いろいろなことができる」と言っていました。
また、別の70歳のこれも達人の域に近い人に「間」を聞いてみると、「間はあるけど、それは説明できるものではなくて、これまでの実践の中で身についた、自分の間みたいなものだな」とのことでした。
そして、最近の自分は「ゆるグリップ」です。
力みがなくなり、実は体幹もしっかり使える、使わざるを得ない状況になるため体幹を使っている、ことになっているのかもしれません。
丹田の意識は全くしていませんし、体幹を使って打とうとも思っていません。
ただ、前方に、サーブであれば上方に振り出すまではグリップを「ゆるくしておく」ということです。
手を意識する方が、体幹を使う意識よりも何倍も簡単です。
先に手や腕に力を入れてしまうために、それが力みになり、体幹も使えなくなり、いわゆる「手打ち」になってしまうのかもしれません。
もちろん、全体を連動させたりはできないので、判断を最優先にするように心がけています。この判断することも意識の中でできるので、簡単です。
呼吸法は無理にするのはやめました。自然にまかせる方が良いと思ったからです。ただし、リターンの時には、息を長く「ふ~」っという感じでやっています。
こうして書いて気づきましたが、これをサーブの前にもやってもいいかもしれません。サーブの構えに入ったら「ふ~」っとしてみると、良いことありそうです。
セカンドサービスの感触は、サーブの打ち込みをしているので、良くなっています。昨日も夕方から日没まで1時間打ち込みしてきました。その後、コートを20分ジョギングして、半面で動的なストレッチをしてあがりました。
最近、朝は200サーキットではなく、スタビラ系の体幹4種目をやって、ストレッチを混ぜています。
だいぶ身体は良い感じになっている気がします。