タバコの箱に書いてある身体への危険性の表示、意味あるのでしょうか?
根本はどこにあるのでしょうか?
タバコの葉を栽培している関係者はその職を失った時に、生きていけるのでしょうか?

タバコひとつを題材にいろいろな授業づくりができると思います。

授業を生徒に食べさせる料理とすれば、教師は腕のいい料理人になれ!と小澤治夫先生は自分に教えてくれました。

さらに自分はこう考えています。

誰でも自分の作った料理を美味しいとは思わないでしょう。
味だけに関して言えば、好みの問題もありますがから、その人にとって、不味いと思うこともあるでしょう。

しかし、その授業の中から、その生徒が、何かに気づくことができるようになってくれれ、さらに、気づいたことを自分で確かめたり、深めたりしてくれることが大切だと思います。

そして、生活の中に活用できるようにすること、または他の友達と知識や行動の共有や検証ができるようになること、つまり、出してもらった1つの料理から、「きづく、さぐる、いかす」、ことができるように、料理人は仕掛けをつくる、その一工夫を惜しまず、準備をかけて料理作りを具材選びからする、そんな料理が作ることできるようになりたいものです。

今の自分は、未来の保健体育教師を目指す学生に対して、こんな考え方もわかってもらいたいと思ってやっています。

この動画もそうですが、今の世の中は、とても簡単に情報を得る、つまりインプットすることはできます。

そのインプットしたもののに感動を覚えることは大切です。そしてネットを通じて、それらをシェアして広めることができるので、いろいろな人がその情報を共有できます。しかし、それは拡散しているのだけであって、その人のオリジナルのものではありません。

インプットしたものの、自分自身のものとして噛み砕き、消化吸収し、そこから自分で創り上げて、人に対して情報発信していく、難しい事だと思います。

インプットはスマホで手軽にできますが、情報発信するにはスマホではできません。大変ですけど、今の世の中ではパソコンをツールとして利用し、人に示せる何かを作り上げなければなりません。

拡散ではなく、創り上げること、とても大切だと思います。突き抜けた才能がない人でも、創り上げることは一部の人だけがやれば良いことではないことに気づいてもらいたいと思います。

「きづく・さぐる・いかす」自分はこの言葉をキーワードにやっています。

ちなみに体育の授業では生徒に「する・みる・ささえる」をキーワードにやっています。

下の動画から、禁煙を勧めるだけで終わってしまうのか、それともそこからその人が創り出す、工夫ある料理ができあがってくるのか、難しいことですがチャレンジしていきたいものです。


Smoking Kid 日本語意訳