昨日の夜は、あるクラブのヘッドコーチの方とシングルスのマッチ練習ができました。
自分にとって数少ないマッチ練習であり、コートを1面使ってテニスができる貴重なチャンスです。
昨日の朝の練習で気づいたグリップの厚さを意識して練習してみました。
結論から言えば、この気づきは大正解で、昨年の夏からグリップの厚さを変えはじめたのですが、やはり最近、グリップが知らない間に薄くなっていたことがわかりました。
以前、力みから自分では結構目一杯頑張って打っていると思っていても、そのボールの当たりがかすれ、回転はかかっていても、バウンドする地点が自分のイメージよりもかなり浅い位置に落ちる、いわゆるボールが短くなってしまうことが多々ありました。
グリップが薄いがために、回転を小手先だけで、つまり前腕のひねりだけでかけていることが原因でした。
その悪い状態を解消してくれたのが、昨年の関西ベテランでした。この大会はAさんにフルセット逆転で負けてしまいましたが、グリップを厚めに変えて臨んだはじめての大会でした。
特にフォアハンドがすごく良かったことを覚えています。当時の記事を読み返せば、回転がかかるので、打点に入ることに集中できている、とも書かれていました。
昨日の夜の練習でも、その感触を味わうことができました。
昨日はさらに回転はかけようとしなくても適度に勝手にかかるので、それよりも厚く当てることでした。
低めのボールもグリップを厚くすることでとてもスムーズにラケットが振り抜かれ、コートにおさまりました。
そして厚く握っているという感触はあるのですが、昨日は決して握り過ぎていない点も良かったです。
ゆるグリップばかり気にしていると、自分は知らぬ間に、グリップが薄くなってしまうのかもしれません。