昨日の夕方はバイクで15分以内のテニススクールに行って、そこでヘッドコーチをされ、さらにオヤジ大会にも出場されている方と2時間弱の練習をして頂きました。
少し前にアウトドアのナイターダブルス練習のテニスオフに参加した時は、老眼のためかボールが全く見えずボロボロでしたが、今回のコートは横は空いていますが天井は屋根がかかるインドアで、後半、ナイターになりましたが、ボールが見えずらいこともなく練習できました。
しかし、夕方から夜にかけての練習はやはりダメージが今日に残ってしまいます。
週1回、日曜日の夕方だけの時間ですが、雨でもできるし、練習して下さる相手の方のレベルは高く、しかもコート1面を使ってのマッチ練習ができるとなれば、これほど恵まれた条件はありません。来週も練習してくださることになりました!ありがとうございます。
昨日のマッチ練習の中で、短めの低いボールを打っていく時に、とてもいい感触で何本か打てました。
昨年の夏、関西オヤジ選手権でAさんと試合をした時の当たりが再現できた感じです。
午前中にHさんにアドバイスをもらったイメージで打っていたのが良かったと思います。
昨年の夏は、グリップを厚く変更し、ビギナーズラック的にうまくいったのかもしれません。グリップの厚さはそれ以降馴染んできましたが、今度はラケット面の意識などにいってしまい、試行錯誤が続いています。
今回も肩甲骨に着目したまでは良かったのですが、肩甲骨の動かし方でラケットヘッドダウンをやろうとして、動きがなければそれができていたのですが、動きの中で打つと、どうしてもそこに意識が強く集まり過ぎ、全体のバランスが崩れてしまっていました。
それでも肩甲骨への着目は悪くないと思っていた時に、Hさんからのアドバイスは目から鱗状態となったのかもしれません。
フォアのテイクバックで肩甲骨を寄せることで、ラケットを意識しなくてもそれ以上は後ろに引けなくなるので、あとは、ゆるグリップにしておいて、硬いラケットでありながら、ラケットフェイスはしなりが出る金属の棒のようなものと考え、さらにラケットフェイスの先端部分(ラケットヘッド)には鉄球のようなおもりがついているイメージを持ちます。
金属の棒がしなって、鉄球がその棒より遅れて出てきて、ボールと当たっていくのですが、後方にしなっている時に当てようとする、つまり打とうとすると、ボールに負けて飛ばせません。
しかし、金属の棒のしなりが戻り、鉄球が前方にもっていかれたタイミングになってから打てば、力まず高速でラケットヘッドが走ります。
金属の棒が後方にしなって、ゼロの状態に戻って、その後に前方へしなっていく、この前方へしなってからボールを打っていかなければならないということがコツになります。
昨日はこれが低いボールでとてもイメージ通りに再現できました。普通のストロークも明らかにボールが力まず回転もかかり吹っ飛びました。ショートクロスに回転を強くかけるショットにも使えました。
しなりが戻って、ゼロの状態を越えてからのインパクトは自分の中で初めてわかったコツです。
さらに肩甲骨のテイクバックでそれ以上後ろはないので、後はしならせるだけとなれば、ボールを良く見てタイミングをはかるだけで打てます。
この感覚、ビギナーズラックではないことを祈りたいと思います。