今朝起きて、やはり・・・・
右の首が痛みます。自分は左側を痛めることが多いのですが、今回は右側です。
首が回らないほど痛めたわけではないのですが、できれば明日ながい接骨院で治療してもらいたいですね。
今日は年休を頂きながら、午後は大学の東京キャンパスに行って、大学の先生と他の関係者と打ち合わせをしてきました。自分1人では絶対にできないような仕事や研究でも、複数でチームを作ってやっていくことで効率も上がり、成果も出せることが多いです。しかし、チームをつくるには、つまりチームメイトとなるには注意が必要で、誰とでも一緒にやればいいということはありません。
さらに今日、打ち合わせの前に時間があったので、大きな書店に行きました。
とても残念に思ったことは、体育に関する書籍はたくさんありますが、保健に関する書籍はほとんど見当たらないということです。それは、いかに現場では保健を疎かにしている体育教師が多いということだと思います。
本来であれば体育教師ではなく、保健体育教師なのです。
このブログを読んでいる方の中にも、中学や高校で、体育はやった記憶があるけど、保健って何やっただろう?という人もけっこういるのではと思います。
これは明らかに教師の責任であり、教師の授業に取り組む姿勢に問題があります。体育は字のとおり、体を育むと書きます。
そして保健は、健康を保つと書くのです。私たち保健体育教師は、この両方ができなければなりません。
保健の授業ができない人に、本当に生徒のためになる体育の授業はできません。
そして、保健の授業ができない教師に、部活指導などできるはずがありません。
残念ながら、まだまだ現場では体育だけやるけれど、保健は?という教師が存在しています。
しかもその体育ですら、生徒が、授業の中で「わかった!」とか「できた!」とか、「大変だったけど、とても充実してた!」とか「つらかったけど、楽しかった!」と思えるものではなく、すぐにゲームをやらせるだけですますような、何のためのスキルテストなのかわかないことをやらすようなことをして生徒を評価してしまうような教師がいます。
自分は4月から大学に行き、将来、保健体育教師を目指す学生を教える立場になります。これまでの自分の現場経験をいかし、自分が接してきた、尊敬すべき保健体育教師と、ダメ教師と、その違いも明確にしながら、教師育成にあたりたいと思います。
この年齢になって、まる29年勤めてきた中学校、高校での教師生活を捨て、大学の世界に入ることには正直悩みました。このまま残りの12~3年を過ごす選択もありました。
しかし、その12~3年あれば、あらたなチャレンジができ、そしてあらたな仕事を少しは形にできるかもしれません。不安はとても大きいですが、自分は変化することを選択しました。
4月以降もこのブログを続けて行きたいと思います。何卒よろしくお願いします。