昨日の夜は食後に少し散歩をして、駅前にある武田信玄像を見てきました。ライトアップされたその姿は大迫力!

第1試合の方は、初めての対戦となります。ポイントも自分よりも上で今年の全日本にも出られている方です。
昨日と比べ、今日は風もなく、まぶしさ、そして一番厄介だった紅葉がなかったのでボールが良く見えました。
しかし、コートは乾いているせいか、昨日よりはましでしたが、クレーながらスライドが引っかかり、膝に相当きてしまいました。
昨日のテニスのことは忘れ、今日は自信をもって臨もうと思いました。サービスも不調でしたが、昨日と比べ全然よく、ストロークも踏み込んで打っていくことができました。ジュースでもしっかり取ることができ、61、61のストレートで勝つことができました。
決勝の相手は第1シードの方で、自分は以前、G県の大会では勝てています。
しかし、その方の打つボールが今日ももの凄く、乾いたクレーとマッチして相当食い込まれてしまいました。
それでも打ち合う覚悟を決め臨みますが、どうしても自分のミスが先に出てしまい、さらにサービスの調子も悪く、ボールを回転かける感覚がほとんどないままダブルフォルトも量産してしまい、16で取られました。
2セット目、前半いかれてしまっては一気に持っていかれていたと思いますが、なんとかキープしてスタートできました。しかし、まだまだ相手の方の打つボールの勢いは落ちません。絶対に諦めないことを何度も言い聞かせ、作戦として、それまでベースラインの後ろでの打ち合いをしていたのですが、それではどうしても自分が先にミスさせられると判断し、とにかく引かず、ベースラインの中で打ち込んでいくことに集中しました。諦めないでこのゲームを取るには、その作戦しかないと覚悟を決め、54でゲームリードまでもっていきました。
そこで相手の方が自分のサービスゲームの前に、トイレットブレークを要求し、その間、自分は集中力を切らさず、体を冷やさないようにしっかり着込んで、ストレッチをしてコートの端で軽くジョギングを続けました。再開後も作戦は徹底し、そのセットを64で取りました。
ここまでくればそれまでのテニスは関係ありませんが、自分が勝つにはベースラインの中で踏み込んで打つことと決め、バックもスライスでベースラインの中に入って踏み込んで打っていきました。ポイントを先行しながら、最後は88まで追いつかれ、そこでも中で打ち続け、最後は10-8で勝ちきることができました。
この試合はメンタル面でも挫けず、しっかりとやるべきことも判断し、そこに望みをもちやり切れたことがとてもうれしかったです。そして何よりも自分のテニスを信じ続けられたこと、最後に勝てたことが本当にうれしかったです。そして最後の最後まで打ち続けたくれた相手の方のおかげです。これで次につながるテニスができたと思います。
帰りは5時前には出られたのですが、帰宅は先ほどで大渋滞でした。

でもその大渋滞の中、この遠征を振り返ることができました。結果が出たことは本当に何よりも良かったのですが、自分を信じ続けられたことがとにかくうれしかったです。諦めなくて本当に良かったです。
