午前中は部内での決勝トーナメント、試合する部員をずっと見ていました。
 
どんなことを考えてゲームしているのだろか?
 
勝ちたいと思っていることは間違いない、でもどうしたら勝てるのか?と考えているようには見えないのです。
 
テニスの試合では、自分のサービスゲームを全てキープしていれば、タイブレークのケースを除けば勝てるのです。
 
が、そのサービスゲームを絶対にキープしてやるぞ!という風に見えないのです。
 
プロと違って、ものすごいサービスがあって、相手の返球した甘いリターンを、フォアハンドで追い込むショットを打ってポイントにつなげていく、なんて展開はありません。
 
サービスが全然だめなわけでもありません。
つまりダブルフォルト連発でポイントを取られてブレークされているわけでもありません。
 
では、どんな感じになっているかというと、サーブがとりあえず入ってラリーになります。
そこから、ラリーが始まり、そのラリー中はもうどちらがサーブを打ったのかわからない状態になって、どちらかにポイントが入るのです。
 
ですからサービスを持っている方が有利なんて状況には程遠いのです。
 
だったら、せめて、自分のサービスゲーム、なんとしてもポイントを積み重ねゲームを取りたいという気持ちで臨むことが大切だと感じました。
 
そのアドバイスをしてから、やはりゲーム展開が変わってきました。つまり良い緊張感が出てきたのです。
 
どんなレベルの試合であれ、試合に出ている人はみんな勝ちたいはずです。
では、どうすれば勝てるのか?
勝ちたいという気持ちは具体的に何をしたいのか?
難しくはありません、自分の全てのサービスゲームをキープしようと必死で頑張ればいいのです。