栄養バランスについては、足立先生の312弁当箱ダイエット法がとても役に立つと思います。
足立己幸先生に先日講演して頂き、その議事録を作りながら、もう一度、足立先生の、一語一句を確認していくと、本当に足立先生はすごい人だと思いました。
では簡単ですが、312弁当箱法について説明します。詳細はこの本を買って読んでください。
正確には自分の活動状況、年齢などからその人に合った大きさの弁当箱を選定します。
まずは、大きさが一番です。あとは5つのポイントに従って主食料理、主菜料理、副菜料理をつめていきます。
そして詰めて完成した弁当箱を見て、何よりも「おいしそう!」って思えることが大切です。大きさも、おいしそうと思えることも、部分ではなく、全体です。大切なことは、全体から入って、そこで部分について考え、やはり最後は全体で、というコンセプトです。
栄養学というと、どんな栄養素をどれくらい食べることが大切か?の様に、細かい所をまずやって、その後に全体をつなぎ合わせるという考え方があります。もう少し簡単な具体例は、野菜は1日350g食べましょう!なんて具合です。
でもここで考えてください。野菜を350gって言われて実行できます?わかります?となるのです。
こうならないように、312弁当箱法はもっと簡単で、楽しく、行動しやすい様に工夫されています。
そして何より、簡単だけれども科学的根拠がしっかりして、安全で、しかも環境にも優しいのです。
ということで、だいぶ長くなってしまいましたが、弁当箱に、まず半分のご飯(主食料理)をしっかりと詰めます。
残りの半分のスペースにおかず(主菜と副菜)をどちらもしっかり動かない様に詰めます。
おかずの仕切りはアルミホイルは使わないでください。レタスの葉っぱ(リーフ)などを使います。環境に優しく、さらに野菜も食べられます。
おかずを入れるスペースを3等分して、そこに主菜1:副菜2の割合でしっかり詰めます。これだけです。
あとは、調理方法や味付けが重ならない、5色のうち4色以上の色どりにしましょう、など細かいところもありますが、肝心なことは、自分に合った大きさの弁当箱に、312のルールによってしっかり詰めて、お弁当箱の蓋を開けた時に、おいしそう!って思えれば良いのです。
これは日常生活にも利用できるので、この312の割合の感覚が身につけば、1食で調整できなければ、1日3食の中で調整し、1日で調整できなければ1週間の中で調整していくようにします。
最近、自分は主菜が多過ぎていました。つまり副菜の量が全然少なかったのです。もしかすると、この点も左ふくらはぎの痙攣につながっていたかもしれません。
そこで昨日は、鍋ぞうのランチに行って、しゃぶしゃぶ食べ放題してきました。
もちろん肉はそこそこにして、野菜、特に色の濃い、ほうれん草とかをたくさん食べてきました。
これで少しは312のバランスに1週間の中で調整できたかもしれません。