立った状態を、横から見た時に、次のポイントが直線状にあれば理想的と言われています。
 
下から、外踝の少し前方、少し、やや、ってどのくらい? 1~2センチって?
 
こうすると、数多くの曖昧な位置取りを、明確に示すことができます。
第五中足骨粗面にしてしまうと、確かに少し前方過ぎます。そこで、外踝も確実にわかるポイントなので、その中間点とするわけです。
 
次に膝の部分ですが、ここも表現的に微妙な位置です。
 
膝小僧の外側斜め下、やや後方に、グリグリ出っ張っている骨があります。
この骨は、腓骨の端っこの部分で、必ず触って気づきます。
このグリグリと、膝の皿の外側を結ぶラインの、やはり真ん中あたりに、もう1つの骨の出っ張りを見つけることができます。このグリグリの骨は、脛骨(膝から下にある2本の足の骨の太い方、いわゆる弁慶の泣き所の骨の端っこ)です。このグリグリの中心部分とします。
 
これで下から2番目のポイントがわかったと思います。
 
立った時に、外踝やや前方、そして、今日の膝の外側部分、そして大転子、肩の中央、耳の穴が、一直線上に乗っていると理想的と言われています。
 
明日は大転子のポイントを触ります。