今日から実習生たちが来ないで、普通の生活に戻りました。
3週間、本当にあっという間でした。
 
体育の学生達は本当に気合いが入っていて、理屈じゃなく頑張りが効いて気持ちが良いです。
 
1年に2回、自分は実習生と時間を共にできますが、そのたびに勉強させてもらい、エネルギーをもらっています。こういう立場になれることにも感謝すると共に、実習生には教員になるならない関わらず、自分と過ごした時間が後々生きてくれることを期待して指導しています。
 
残念ながら、自分がこの学校で教員をして以来、自分の後輩になった生徒はいません。
いつかはそんな卒業生が出てきて、うちに教育実習にも来てもらいたいですね。
 
自分も教員を目指したきっかけは、やはり高校の時の体育の先生との出会いでした。
体育系の大学に進むことについては、周囲はあまり賛成ではありませんでした。
K大学の指定校推薦が決まっていたので、そちらの選択もあったのです。
 
しかし、最終的には、高校のその体育の先生のところに相談に行って、「体育の大学はやめとけ、甘くないぞ!殺されちゃうぞ」と脅かされて、自分は体育系の大学への進路を決めました。
 
まわりのみんなは普通(?)の大学を目指し、その中で1人、体育の大学を目指して気合いが入っていた自分がいました。
 
懐かしいですね。今から30年も前の話です。
 
受験では、最初の種目、最高到達点測定のランニングジャンプで、体育館の吹き抜けに足を突っ込んでしまい、足首がソフトボールくらいに腫れ上がってしまったのですが、テーピングを優しい女子バレー部の先輩にして頂き、自分もアドレナリンがバンバンに分泌していたせいもあって、その後、全ての種目をこなしました。
今では考えられない話ですが、火事場の馬鹿力って言うわけではありませんが、当時はできちゃったんですね。
東京に戻ってきてレントゲンを撮ったら足首の剥離骨折でした。
 
あの経験があるせいで、今のこの曲がった膝でもテニスする気になるんでしょうね。