あそこまで戦いながら、勝てなかった・・・悔しくてたまらないです。
そして自分がまだ戦うための身体になれていないことへの不甲斐なさ・・・情けないです。

初戦の相手は、相当試合慣れもしていて、フットワークもいいのでとても警戒していました。

初戦はコートの状態に結局なれることができず、そのことを気にしてしまい、フォアハンドが全くダメでした。気持ちを完全に切り換えて、とにかくサーブと自分のネットプレーを軸に考えました。相手の方はフォアハンドが絶好調で、ほとんど回り込んで攻撃的に打ってきます。

本当に気持ち良さそうに打っているなぁ・・・などと考えてしまい、余計に自分のフォアが絶不調のことが気になって、悪循環でした。

遅い張り替えたオムニで砂もまだコートに馴染んでいないので、ボールの勢いが思った以上に吸収されてくれたので、相手を逆サイドに走らせ、その次にチャンスがあればスライスが浮かないように気をつけながら、ネットに詰めていきました。

初めから終わりまでずっとこの作戦で通すしかないくらいストロークがダメでした。
今冷静に振り返ってみると、ネットへ詰めること、少しタイミングを早く打って攻撃したいことを考え過ぎてしまい、実力以上のストロークに期待していたのかもしれません。そのため、ストロークで最も大切な、ボールの後ろで止まって振り抜く感じにならず、身体が前に突っ込み過ぎていたのだと思います。
この辺りの考え方を、東京オープンまでにしっかり修正していきたいと思っています。

しかし、バックハンドはなぜか調子が良く、スライスもしっかり踏み込んで打つ感じも良かったし、フラットでもクロス、そして最近少しずつできているダウンザラインへも打つことができました。


結局初戦は、62、46、3セット目のタイブレークは72で苦しみながら勝てました。

2回戦の相手はオールラウンダーで以前、1セットマッチでは僅差でやられている方です。
コートの状態にもだいぶ慣れてきて、ストロークの感触も戻って迷いが消えてきました。
1セット目は結局自分の第1ゲームをブレークされて、それが最後までブレークできず、46でやられました。
2セット目は気分を変えるために、思い切って振動止めをはずしました。
もともと小さいのでそれほど打感は変わらないですけど、音がだいぶ変わります。

ピュアドラは金属的な音がするので振動止めをつけた方が良い気もしますが、今日の感触では振動止めがなくても結構良い感じでした。

お互いサービスキープが続きました。このセットはストロークもだいぶ安定してきたので、相手のミスを誘うくらい回復していたので、自分のサービスゲームでも全てサーブ&ボレーではいかず、混ぜながらキープを続け、もし3セット目のタイブレークになった時は、自分のサーブを全てサーブ&ボレーで勝負してやるつもりでいました。

途中、両足ふくらはぎに痙攣を感じ、慌ててそれまで半パンでやっていましたけど、長いパンツを履き、脚を冷やさない様にして、アイスラブを休憩の時に拭きつけ、痙攣がおさまるのを待ちながら辛抱強くやりました。
終盤、自分のリターンが相当強気になってミスなく出てくる相手のボレーをはじきポイントし、ブレークして75で取り返しました。

いよいよタイブレーク突入です。痙攣もおさまっていたので、迷わずサーブ&ボレーで攻め続けます。相手も同じことを考えていたのか、サーブ&ボレーです。
初めのポイントを落としましたが、すぐにミニブレーク12で自分のサーブ。そこからはお互い2つのポイントをしっかりキープして、なかなかミニブレークができませんでした。76で自分がリードして相手のサービス。ここでリターンをフォアに回り込みクロスへ打ち返しましたが、ちょっと高かったのをしっかりバックボレーで決められ、77となりました。次のフォアからセンターのサービスに対してもバックハンドで強打、しかしフォアボレーで決められました。
正直この2ポイントは相手の気迫が勝っていたと思います。あの緊張した場面で、強烈なスピンのファーストサービスを立て続けに入れられ、こちらも渾身の力で打ち込みましたが、それをしっかりと厚くボレーで。最後は自分のバックボレーが少し甘くなってしまい、相手のフォアで逆クロスへ打ち抜かれ負けました。

悔しくてたまりません。

そして自分がまだ戦える身体になっていないことがわかったので、これから仕上げていきたいと思います。

明日は他の場所でダブルスです。これは8組に県大の資格が与えられるので、なんとしても8本に入りたいと思います。