最近テニス雑誌を買わなくなりました。原因はテニスジャーナルが変わってしまったことが一番大きいと思います。DVDがついて値段も少し高くなってしまったのも残念です。
ジャーナルは結構好きなテニス雑誌だったのですけど。

巷ではテニスに関する、いろいろなテクニックや、コツみたいなものが氾濫しています。

しかし、部員の試合している姿を見ていても、やはり基本的なことが、いつでも、どんな状況でも崩さすにできているかどうかが大切だと思います。

自分も調子が悪くなる時は、振り返ると細かい点に意識がいき過ぎている時です。
それも急激に崩れるわけではないので自覚症状がないというのも注意点です。ちょっとしたコツみたいなものを試して、その時は一瞬良いショットが打てる気がするのですが、気をつけないと基本的なところを崩してしまいます。

今回のサービスのトスのブレに関しても振り返ればいくつか気になることがありました。
多少パワーを求めて、身体が反りすぎてしまい、反りに応じてトスが後方にズレてしまっていたのです。指先にひっかかる感じなので、指先に力が入り過ぎているのかとも思いましたが、身体の中心がブレていたのです。これも基本を外したことから来るのだと思います。

ということで改めて確認しておくと、

やはりフットワークは大切です。できる限り早くボールに追いつき、打点に入り、そこで時間的な余裕を作りたいものです。フォアであれば右足、バックであれば左足でグっとためる感じが必要です。そして足から打っていく感じです。

軸が真っ直ぐになっていることも大切です。振られて打つ時も、できれば打った後もこの軸をキープしておくことができれば最高です。バランスを崩さないようにプレーすることです。スウィングも途中で止めないで、最後まで、打ちたい方向に、加速しながら振り切れればいいです。

そしてリラックスできること。もちろん打つ瞬間は力が入っていますが、ラリーの中で、次の動作に移る前、相手の打つ様子を見る時にリラックスしている感じです。