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今日は4人でシングルスのマッチ練習をすることができました。
ジュースありでやったので、1ゲームが結構長くなってしまい、総当りするだけの体力はありませんでした。しかし、ここにきてなんとか連日で練習するほど回復できています。

一昨日小杉さんからアドバイスをもらった「センターへのアプローチからネット」に積極的にトライしました。
少し手応えをつかめた感じですが、まだまだ自分のものにするには時間がかかりそうです。
実際にプレッシャーがかかった試合で、自分の意思で、相手と状況に応じて効果的に使うことができるようになって、はじめて自分の引き出しが増えたことになると思っています。

テニスでは、その時コーチなどからコツを聞いてやってみたら上手くできたり、雑誌に書いてあるヒントを試してみたら思った以上に良いショットが打てることが良くあります。それで自分ができたと勘違いしてしまうことも多々あります。

しかし、そんなに簡単にマスターできてしまったら、誰もがトップ選手になれてしまいます。

自分のものにするには時間がかかり、チャレンジして失敗し、そして敗戦につながることもあるかと思います。しかし、新しいものを自分のものにしたければ、継続してチャレンジし、本番で成功させ自信をつけていくしか方法はないと思います。そしてその自信を確信に変えられてこそ、自分の引き出しのひとつにできると思います。

今回もこのように自分に足りないもの、自分に適したものをしっかりとアドバイスしてくれる小杉さんはやはり只者ではありません。

ところで今日は練習後、いろいろな貴重な話しを聞かせてもらいました。自分のようにキャリアがない者にとって、こうしたキャリアのある方の話しはとてもためになります。

今日もっともビックリしたのは、その方が本当にテニスに興味を持ち始めたキッカケが、ボールボーイをやれたことという話しです。

トップ選手の試合を間近で感じ、その迫力やスピード感は衝撃的だったそうです。
そして、ある時は選手からジョークを言われたり、選手の荷物をロッカーまで運んで行って、選手からリストバンドやラケットをもらえたこともあるそうです。

中でも私はその試合は全く知りませんが、レンドル対マッケンローの試合でのボールボーイをして、マッケンローのショットが支柱とネットの隙間を通り抜けて、それがマッケンローのポイントになって、レンドルがキレてしまい、その後観客からものすごいブーイングを浴びたという話しです。
他にもいろいろな話しを聞かせてもらい、本当にラッキーでした。まさに全ての方に感謝、感謝です。