イメージ 1

この写真はフェデラーのスライスを打つ場面です。
写真の角度を考慮しても、まず足のつま先の方向が、横ではなく前に向いています。軸足(左足)も踏み込み足(右足)も前を向いています。そして股関節の方向も前方を向いています。
しかしラケットは後方にあり、そして高い位置にセット。
この写真の様に、股関節、足の方向は前方にして、ラケットをこの位置までセットすると、下半身と上半身に相当捻りのパワーが蓄えられるのが感じ取れます。
この捻りで蓄えられてパワーを振り解くことだけで、力むことなく、バックハンドが打てるのでしょう。

自分は足の向き、股関節の向きが横を向き過ぎていたので、ダブルラインの小杉さんにその欠点を修正してもらって、最近は少しだけバックハンドらしきものになってきました。私は小杉さんを全面的に信頼して張ってもらっています。最近は私のコーチングもお願いしています。私のバックハンドは未熟なので、横向きになって手打ちになってしまうケースもありますが、しっかりと踏み込んでいける時のバックハンドは、この写真のように捻りのパワーをしっかりと利用して打っていきたいと意識しています。