今朝もジンジャーさんと練習をしてもらい、後半はマッチ練習をしました。
何度も何度もマッチ練習をしていても、その中味はいつも違います。いつでも別のゲームです。
何度も何度もマッチ練習をしていても、その中味はいつも違います。いつでも別のゲームです。
ゲームは相手のいることです。ですから自分のおもう通りにはなりません。その状況の中で、なんとかしてポイントを取っていかなければなりません。
自分が120%のフォアハンドのショットを打ったとしても、相手がそれを上回るものを次に繰り出してしまえば、ポイントを失うこともあります。反対に自分ではバックハンドの当たり損ねのミスショットを打ったとしても、相手がミスしてくれれば、ポイントを得ることができます。
自分が120%のフォアハンドのショットを打ったとしても、相手がそれを上回るものを次に繰り出してしまえば、ポイントを失うこともあります。反対に自分ではバックハンドの当たり損ねのミスショットを打ったとしても、相手がミスしてくれれば、ポイントを得ることができます。
ネットの向こうに相手がいるのですから、何も考えずに自分のショットの良い悪いだけを考えていたら、そう簡単にゲームには勝てないでしょう。それで勝てなければ、「調子が悪かった」と言う一言で片付けてしまいます。この考え方では、120%の出来のフォアハンドがゲームで1本くらい打てるようになるかもしれませんが、ゲームを上達させることはできません。ゲームは相手のいることですから、30%のショットでもポイントが自分にくることがあるのです。
自分の持っている技術を、一瞬の状況判断による決断で、的確なショットを選択し、それらを組み合わせて、相手の反撃をかわしながら、なんとかポイントを取っていく。ポイントははエースもひとつ、相手にミスさせるのもひとつ、相手が勝手にミスしてくれるのもひとつです。そしてゲームはそのひとつのポイントの積み重ねです。対戦相手は同じでも、絶対に同じゲームにならないのがテニスのおもしろいところです。
今朝のマッチ練習の中にも、本当にたくさんのポイントがありました。その経験をたくさん積んで、自分の引き出しをたくさん作って、その引き出しを一瞬の判断で使いこなしていくために頑張りたいと思います。そしてそのゲームを楽しめるように基本をしっかり意識して取り組みたいと思います。