今朝は9時からと一番早いラウンドになりました。
身体には疲れがありますが、気持ちは充実していました。
結果は16、36のストレート負けでした。
何度も30-0としながら、そこであと1ポイントが取れない、そして追いつかれノーアドで落とすという苦しい展開が続いてしまいました。できれば自分が先行していきたかったのですが、常にリードを追いかけることになってしまい、相手の選手にゆとりをもたせてしまったのが流れとしてはダメでした。

試合後にアドバイスをもらいました。
私がネットに詰めてくることは、試合前から予想していたので、それに対応する展開を常に意識していたそうです。とくに私が苦しんだのは、バックのスライスを短くクロスに沈められて、低い位置でバックボレーをさせられてしまうボールでした。それと動きの逆をつかれるロブです。このコンビネーションで迷いが出てしまい、自分がネットにつくボールに甘さが出てしまったので、そういうボールはことごとくコントロールされてしまいました。この点でしっかり自分がポイントを取れていれば、自分がリードしていく展開とできただけに、今後、自分のテニスの軸としていくために頑張りたいと思います。
また、相手が意識されていたことは、自分のミスを極力なくして、何本、ポイントを拾えるかどうかも重要と言う事でした。これは相手の方のプレースタイルだと思いますが、このテニスに自分がはまってしまったところもありました。

試合後、約1時間後、私に勝ったAさんのSFが行われました。もちろんしっかりその試合を見ました。1セット目は接戦でもう一人の方(Bさん)が取りました。展開的には打ってネットに出て行く積極的なテニスを最後までやりきって取った感じです。2セット目になって徐々にロブやボレーを落ち着いてさせて、という展開になりだんだん、Bさんの方がネットに出て行けない展開になってセットオール。3セット目はBさんが完全にフットワークがダメになり、完全につっている状態ではないものの、本当に苦しそうでした。一方Aさんは、長いラリーになることをより楽しんでいるようで余裕が出てきてしまい、一方的な展開になり勝利しました。自分にはAさんのようなテニスはまだまだできないと思いますが、テニスの難しさ、厳しさを教えてもらった気がしました。

明日は中体連の試合会場にうちがなるので、私は試合運営で東京オープンを観にいけませんが、明日の決勝もとても楽しみな対戦です。Aさん対第1シードのボレーヤーです。他の年齢別の決勝もありますし、特に40歳以上の超大物選手は一見の価値ありの素晴らしいテニスです。バックハンドのスライスは本当にネットの下からホップしてベースライン付近でほとんど弾まないボールがいきます。そしてそのスライスはもちろん、他のショットもほとんどミスがありません。
また一般の決勝も行われます。リーミン選手のテニスは本当に懐が深く、様々ショットを打ち分け相手を追い込んでいきます。見ていてとても勉強になります。今日の宮尾選手とのフルセットも本当にすごかったです。

時間のある方は、明日、有明で試合観戦されることをお勧めします。本当は自分も明日もう一日有明で試合がしたかったですが、また次回チャレンジします。そしてそれだけ戦うことができる身体も作り上げていきたいです。