私は保健の授業でよく生徒に対して3つのキーワードを使います。
それは「きづく」「さぐる」「いかす」です。

昨日お見舞いに行って、あらためていろいろなことを知りました。
棘下筋が断裂することで、例えば日常生活で歯磨きをする時、歯ブラシを口に持っていくとき、三角筋を動因しなければ口に歯ブラシを運ぶことができないため、肘を肩のラインより上げて持っていくそうです。そのように動かさないと、歯ブラシを口にもっていけなかったそうです。

また、インナーマッスルを刺激するトレーニングにおいても、棘下筋は切れて使えないため、他の筋肉を動員して、同じ量だけチューブを引いていたそうです。つまりこちらは表面的には同じ動きでも、肩の中で動員されている筋肉は違っていたということです。

これを聞いて、今後より正しくインナーの強化をしていかなければならないと思いました。
肩のインナーマッスルは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つで、これらを合わせて総称として、ローテーターカフと言います。個々の働きや、トレーニングの仕方はすぐに調べられると思いますので、興味のある方は調べてみてください。絶対にインナーマッスルの重要性を再確認できると思います。