三銃士といえば | まほろばピエロ~島田大翼のブログ~

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オペラシアターこんにゃく座の歌役者・島田大翼のブログです。

以前にもラーメン三銃士のコラ画像が色々出回ってた気がするけど、最近になって再びよく見かけるようになった。なんなんだろうな。

ラーメン三銃士のコラ画像貼ってけ - 暇人速報

小学校の頃から毎晩のように美味しんぼを読んできた島田である。ネット上でこれらの画像を見るたびにほくほくした気分になってきたものだ。

ところで最近になってラーメン三銃士画像ジェネレーターというものがあることを知った。台詞の部分を自由に書き換えて楽しもうということだ。そうなると、三銃士といえば、アルト三銃士バージョンを作らなくてはならないような気がしてくるではないか。

ラーメン三銃士からのアルト三銃士

台詞を書き換えるどころか全体的にいじりすぎだが、その割に特にひねりもオチも無い。作れただけで満足である。怒られるかもしれないけど。

アルト三銃士のブログ

アルト三銃士は、私のこんにゃく座の同期のアルトの三人(太田まり、西田玲子、萩千尋)によるユニット。私は楽士としていろいろな形で参加させてもらった。2009年以降の「春のうた会」で歌ったり、2011年、2012年にはそれぞれライブ活動をおこなったりもした。そんなアルト三銃士。



こちらは2011年7月31日、宿河原のポトスというお店でライブをやった時の映像。林光編曲の「ゴンドラの唄」と萩京子作曲の「モボとモガ」を演奏している。私はピアノ。大正から昭和、というノスタルジック女子の歌つなぎ。ピアノを弾きながら「島田」と名乗るのが案外難しかった。



こちらは2012年7月24日、荻窪のRooster NorthSideというお店でライブをやった時のもの。林光と萩京子が共同で作曲したオペラ『ハムレットの時間』の終曲(林光作曲)を演奏している。私はピアノと、四重唱になる部分をすこし歌っている。加藤直の七文字縛りの歌詞が三・三・二の軽快なリズムに乗っていて心地好い。

お気付きの方も多いかもしれないけれど、この曲の前奏の四小節は、2013年に萩京子が作曲したオペラ『アルレッキーノ~二人の主人を一度に持つと』の終曲の前奏に引用されている。



林光の書籍「ゴーシュの仕事場」を開いてみる。

結城座のけいこ、ゴルドーニの『二人の主人を一度に持つと』を見に行った。演出のマホジ(加藤直)に相談されて、ヒマがあればよろこんで手伝うところだが、諸般の情勢は、「ヤメテオケ、ムリダ」。で、萩京子に作曲をたのみ、こちらは、音楽カントク。つまり会長ですネ。ゴルドーニの『二人の主人を…』がここに出てくるのは、もちろん、数年まえのミラノ・ピッコロ座による日本公演がステキだったからだ…


加藤さんと一緒にオペラ『二人の主人を一度に持つと』を作ることは、光さんの大きな夢でもあったことだろう。そしてこんにゃく座の「アルレッキーノ」の終わりに光さんの音楽を引用する、萩さんなりの色々な思いもあるのだと思う。これからも更に愛される作品になっていったらいいな、と思う島田。

あ!そういえば!今日はそんなオペラ『アルレッキーノ~二人の主人を一度に持つと』12月公演のファンクラブ先行チケット発売日だったあー!(一般発売は18日から)お申し込みはお早めに!

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