真面目系女子の私(haru)が
本気婚活をして30歳で入籍。
その婚活物語を 結婚後の山あり谷ありストーリーを 
夫は年下理系男子→こじらせ妻×察せない夫
試行錯誤して心地よいパートナーシップを
愛し愛される関係性を追求
その歩みを綴っています
誰かの言葉や考えに
影響受けまくりな人生だった。
例えば、
金運には
黄色い財布がいい
と聞けば、黄色の長財布を
買った22歳の春。
就職した年に
奮発して買ったポールスミス。
金運が良くなったかどうかは
わからないけれど
2008年は、リーマンショックがあり
景気低迷のきっかけの年だった。
社会人になって初めて
働くことの大変さが身に沁みた。
働く環境が厳しいからこそ
それを改善するために
何か変わるきっかけ
自己変革を求めるようになった。
「予祝」がいいと聞けば
叶った時の気分や
喜びを先取りしようと
一生懸命に
イメージングをした。
でも、一生懸命すれば
するほど
力が入って
自分には合わないと諦めた。
20代の頃から
自己啓発本を
数えきれないほど購入してきた。
本屋でパラパラめくり
この考えいい！
この思考を真似してみよう！
そう思って購入して
家に持って帰る。
しかし、家に持って帰った瞬間
「あれっ？立ち読みしていた時のほうが
心に沁みるな」
「このこと聞いたことあるな」
と、心がさーっと色褪せ
たいして読み込まずに
本棚へと並べられる。
そしてしばらくすると
また本屋に行って
【何か】を探し始めるのだった。
その【何か】って
一体なんだったのだろうな。
今振り返ると
これをしたら
人生開運
絶対に良くなる
神様に愛される
そんな魔法の書
成功法則のようなものが
欲しくてほしくて
仕方なかったのだろうな。
「絶対的な解・答え」
とも言えるもの。
でも、それは存在しない。
私が求めるものは
この世にはない。
それが腹落ちできた時
覚悟ができた。
自分なりの答えを
試行錯誤で見つけることこそ
尊い行為なのだと。
外にばかり
探し物ばかりに
目が向いていた私が
自分の内面や思考
物の見方・捉え方
それら含めたあり方に
やっと目を向けられるように
なったのだ。
そして、私がずっと
してきたことって
ノウハウ集め
ノウハウコレクターに
なっていた自分に気がつけた。
コレクターだから
集めることで
満足していたのだ。
だから、本を購入した時点で
私の目的は達成されていたから
家に帰ってからの
自分のテンションが下がることも
説明がつく。
一度買った本が
二度と開かれないのも、納得だった。
ノウハウコレクターって
悪いことのように感じるけど
よりよい人生を望む証拠
よりよく生きたい！！という
向上心の現れだと思う。
一度しかない人生を
自分らしく素敵に歩みたい
そんな気持ちは、人一倍強かった。
その気持ちは強いけれど
表面的なことに惑わされ
本質的なことに
目を向けられる状態ではなかった。
だから、私は
これがいい
あれがいい
こんなこともいい
あふれる情報やノウハウに
振り回されてしまった。
影響を受けまくっていた。
長い時を経て
ようやく
「本質」が大事なのだと
視点を切り替えることができた。
これはね、「婚活」にも
同じことが言えて
ノウハウコレクターに
なっていたら要注意！
気が利くことが
愛される条件だと思っていた私は
飲み会に行っても
サラダを取り分けたり
率先して飲み物聞いたり
そんなポジショニングを
大事にした。
家庭的な面も大事と
思っていたから
得意料理は？と聞かれたら
凄すぎず、凝り過ぎない
料理名を言えるように
思考をめぐらせた（笑）
肉じゃがとか和食とか
言っていたんだと思う。
和食は好きだけど
分量は適当で、おおざっぱ
今思えば
何のアピールなんだろうって
疑問だけど
気が利くこと
家庭的
相手の胃袋をつかむこと
これらがマストなのかなって
刷り込まれていた（笑）
昭和の時代は、
それが正解だった。
でもね
長い結婚生活って
何が大事かっていうと
お互い補い合える関係性や
相性の良さ
そして、互いを受容し合える
信頼関係
そうしたことに尽きる
と思う！
互いに自然体でいられる
そしてそれをリスペクトし合える
そんなことが大事である。
実は、そこが本質。
それが根っこ。
料理は基本的に
私がするけど
毎日じゃない。
疲れて作らない時もあるし
外食もする。
専業主婦だけど
家事分担は
６：４くらいで
４は夫。
ちょい多めが
我が家のバランス。
結局は、生活や暮らしのルールや
バランスはその時々で
変わってくるし
変わらざるおえない。
それを柔軟に
話し合える関係性。
料理ができなくても
器用に家事ができなくても
愛される子は
愛されるし、大切にされる！
男性は、自分では
生成できないエネルギーが
ほしいのだ。
自分を信頼してくれること
自信をつけさせてくれること
安らぎや穏やかさ、やわらかさ
愛らしさ
本能的に守ってあげたい感情
自分に心を開いてくれ
愛情を注いでくれること
これらが満たされるだけで
男性は幸せだったりする。
美味しい料理や
家庭的であることって
おまけだったと気が付いたのは
ごく最近。
マストじゃない。
私もたくさんコレクトしてきた
男性から愛されるための
ノウハウやルール
大事な時もあるけど
それが通用しない時もある。
こんなに頑張っているのに
こんなにつらいのはなぜだろう
私は、一生懸命に婚活しているけど
いい人と出会えない
誰かに振り回されてばかりは
うんざりだ
そんな心の声が聞こえてきたら
もう一人の自分からの
メッセージだ。
もうノウハウばかりは
いらないよ
情報ばかりでは、疲れるよ
本質に目を向ける時だよ
自分自身が集めてきた
取り入れてきたノウハウややり方
一度疑ってみよう！
そのノウハウよりも
もっと根っこ
奥にあるマインドや
あり方に目を向けてみよう
そこが変わると
人生がガラッと好転するよ
愛する人に
手料理を褒められて嬉しいと
喜ぶ時もあるし
今日は、疲れたから
「外食希望！」と
素直に表現して
外食を楽しむことも良し
その瞬間瞬間を楽しめる
ようになる
そうした女性のエネルギーが
男性にとっては
また生きる喜びでもある
そんなことが
ようやくわかってきた
結婚８年目の私です
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