真面目系女子の私(haru)が
本気婚活をして30歳で入籍。
その婚活物語を
結婚後の山あり谷ありストーリーを
夫は年下理系男子
→こじらせ女子×察せない夫
試行錯誤して心地よいパートナーシップを
愛し愛される関係性を追求!
その歩みを綴っています!
街は華やぎ
クリスマスの飾りつけを
至るところで
目にする時期になりましたね。
でも、わたし
クリスマスが嫌いでした。
私の父は、
クリスマスという行事を
全く重視していない。
サンタさんになって
子どもに夢をみせようとか
楽しい気持ちを届けようとか
全くない父だった。
忘れもしない幼稚園の頃。
サンタさんが来た時に
家の中には入ってこれないだろうから
外に靴下を用意しておかなきゃと
思った私は
健気に、広告の裏の白紙に
靴下を書いて、くりぬき
それを、外の壁に貼り付けておこう
と準備していた。
この様子を見た親なら
「手伝おうか?」とか
「楽しみだね」という言葉を
かけてくれるかと思いきや
わが父は違ったのだ。
「そんなものを作ったって、
サンタなんていないんだから
意味がない」
5歳くらいの娘に
向かって
超現実的なことを
言い放ったのです……
すごく悲しかった
その当時は何も言えずに
黙りこくって、黙々と作業していた。
そして、なんとか
靴下型にできたチラシを
外の壁に、画鋲で留めて
準備を終えたのでした。
父に言われたことも
すごくショックでしたが
「そんなことはない
サンタさんは、いるんだ」
という希望を胸に抱きながら。
翌日の朝、自作の紙靴下を
パジャマのまま
見に行きました。
寒空のもと
着の身着のまま飛び出した。
「絶対プレゼントはあるんだ」
結果は
何もなかった……
サンタさんは来てくれなかったのか
それともお父さんの言う通り
いないのか
5歳児の頭では
全くわからなかったけれど
ただただ
悲しくて
立ちすくんでいたように思う。
今でもクリスマスが近づくと
はっきりとその光景が蘇る。
トラウマに近いかもしれないな……
現実的なことがわかる年齢までは
サンタさん演じてくれよ
夢を見せてほしかった
そんなことを恨んだ時もあった。
そういう幼少期の体験があるから
「クリスマス」そのものが
嫌いだったし
超現実的な父の教育方針では
「夢」を持つということは
どうせ叶うわけがないよ
と斜に構えるようになった。
目に見えるものしか
信じなかったし
自分の努力とか
努力に応じた成果とか
学生時代だったら
成績や順位などの数字とか
そうしたものへの執着が
大きくなっていたのは
家庭環境やら
負けず嫌いという自分自身の
性格からのものだと思う。
クリスマスも嫌いだし
夢を描くこと自体も抵抗感があった私。
クリスマスは恋人と過ごすという
風潮も、もれなく抵抗した。
大学時代は、
ケーキ屋さんでアルバイトしていたので
恋人がいなくても
寂しさを感じなかった。
一番のかき入れ時だったから
23から25日までは
ずーっと売り子してた。
社会人になって
一人で過ごす時は
ケーキくらい食べるかと思い
ケーキ屋さんに行った。
でも、一人と思われたくなくて
見栄で2つ買った(笑)
誰かと食べることを
装ったのです。
クリスマス嫌いなんだけど
一人で過ごす寂しい女性と
思われるのは嫌だったのだ。
夫と出会うまでは
クリスマスにいい思い出は
皆無と言っていい。
夫と出会って
クリスマスを一緒に過ごしたり
プレゼントを交換したり
過去の悲しい思い出が
上書きされる経験ができて
クリスマス嫌いが緩和したのです。
ただ、今でも夫には
「私は、クリスマス嫌い」
ということは公言しつつ
でも、プレゼントは欲しい!
あべこべな私であります。
次回につづく
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