昭和0011>恐怖のサーカス | Impulseのブログ

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幼稚園ぐらいになってひとりで外へ遊びに歩くようになると親や家族が注意してくれることがある。今は子供にどのように注意するかは知らないが当時我が家で言われたのは「知らない人に付いていってはダメだぞ。サーカスに売り飛ばされるからな…」なんて事を言われました。昔の遊郭の遊女ではないのだから「サーカスに売り飛ばされる」ような事はなかっただろうがどこかでサーカスの案内(ポスター、ちらし)やテレビで見るサーカスを見ていて「この中に売られた人がいるんだ」か「…いるのか?」と漠然と眺めていたそして見に行って捕まって売られると大変だから…こんな思いでサーカスは全く見に行きたいと思わなかった。

 

私の覚えているのはキグレサーカスと木下サーカスという二つの大きなサーカス団があって、昔のテレビ漫画にもサーカスが出て来る回があった。今でも続いている「ドラえもん」にもあったかは知りませんが…。

 

でも…小学生の高学年になってから「そろばん塾」の催しで一度だけ後楽園球場のテント掛けの公演を見にった事があったのを思い出した。公演の内容は覚えていないがテント内で球場の椅子を上手く使って客席とセンターの舞台部を作っていたのとテント内に満ちる何とも言えない「獣臭」だけは思い出した。

 

その「サーカス」と前後して言われたのは「人さらいにつれて行かれてと殺されるよ」みたいな事を言われた事も良くあった。これは東京都台東区であった「吉展ちゃん誘拐殺人事件」の影響だろう。事件は何度かテレビで取り上げられて子供なにり漠然と認識していたが「週刊漫画」で当時の刑事を中心に描かれた漫画があってそれで細かい内容を知る事になった。

 

その漫画は

によると「週刊少年チャンピオン」の『平塚八兵衛捜査記録 ザ・のら犬』と言う作品だったらしい。