この日、日本図書館文化史研究会会員の皆さん17名が、金光図書館見学にお越し下さいました。
1階ホールにて、館長の「開会の辞」からはじまり
続いて、O次長が金光図書館の成り立ちや歴史についてお話しました。みなさん、興味深く聞いて下さっていたようでした。
その後の書庫見学は2班に分かれて、それぞれ次長が案内しました。みなさん説明を聞きながらも、熱心に興味のある本やものに見入っておられる様子が印象に残りました。
特に、古いカードケースや金光図書館特有の金光教資料の整理など興味深く見ておられました。
また、書庫内では
「図書館用品のメーカーはどこのものか?」
「私立図書館でこれだけの蔵書数はすごい。予算はどうしているのか?」
「書庫の蔵書点検はどうしているか?」
など図書館員ならではの視点からの質問が多数ありました。
見学後は1階ホールにもどり、元岡山県立図書館副館長さんの発表を聞かせていただきました。
内容は戦前期の岡山県立図書館長を長く務め、日本中に高名を馳せておられた武藤正治氏の事績やその人となり、また県立図書館の歴史についてでした。普段お世話になっている図書館のことがよくわかり、勉強になりました。
遠くは東北や関東からの参加もあり、前向きで意欲的な姿勢に学ぶところが多く刺激をいただきました。
「今回の見学で、金光図書館がどうやって本を集め、運営しているのかがよくわかった」という感想や、御礼のことばなどをいただき、大変ありがたく思いました。
ありがとうございました