学院点訳・音訳ボランティア体験☆6/15 | 金光図書館覚書

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この日、金光図書館職員と青い鳥点訳・音訳グループのスタッフ、ボランティア計9人で、学院の点訳・音訳ボランティア体験の授業に行ってきましたニコニコ

まず、T次長から日程についての説明をしていただき

スタッフ一人ずつ簡単な自己紹介をしたあと

青い鳥点訳グループの歴史や活動についての動画を見ていただきました。

その後、N先生から青い鳥点訳グループの歴史についてや、点字の基礎を教えていただきました。(なぜかハングルを例に説明する先生でした。でも、なぜか分かりやすい目

そして今年も、先生のお話をきちんとノートにまとめている学院生さんを発見!

 

「すごいですね」と声をかけると、「感動しました」と言ってくださり、先生もその言葉に感動していましたキラキラ

さっそく、点字器「トツテンくん」で、点字の「メ」から練習し、慣れたら、一覧表を見ながら「あいうえお」「かきくけこ」も続けて打ってみます。みなさん、いい音をさせて上手に打っていました。

練習が済んだら、いよいよ見える人にも見えない人にも読める、バリアフリー名刺を作ります。

 

「間違えたら、どうしたらいいですか?」という質問に「点筆の後ろでこすると消えますよ」というアドバイスがありました。

そして、打った点字に触れながら「これを指で読めるなんてすごいですね」という声もありました。

名刺ができた人から、パソコンで点字の名前シールを作ってもらいました。みなさん、うれしそうに持ち物に貼っていました。

引き続き、絵本のパソコン点訳にもチャレンジ!

「分かち書き」や伸ばす音の「う」を「-」にするなどの、点字の決まりに従ってカナ入力していきます。

みなさん、すぐ決まりを覚えて上手に点訳されていました。

10分間の休憩をはさんで、金光図書館の「読書バリアフリーサービス」についての見て頂き、2時間目は音訳体験ということで

長年音訳ボランティアをしてくださっているTさんが、マイクの使い方などを説明してくださり、

2つのグループに分かれて、それぞれ1分くらいずつの文章を読んでいただきましたカラオケ

そして、音訳が済んだ方から

商品に付いている点字を探して、読んでみたり

ロービジョンメガネで「見えにくい」を体験したり

パソコン点訳体験をしたり

アイマスクを付けて、白杖歩行の体験と

手引き(ガイド)の体験をしたり

バリアフリー絵本に触れたり、お札を触って見分ける方法などを体験してもらいました。

そして、この日いろいろな体験を通して、金光図書館のサービスや、点訳・音訳について学んでくださった皆さんに、手作りのブライユペーパーポチ袋とリーディングトラッカーを、T次長からプレゼントしましたプレゼント

 

その後、皆さんが音訳してくださった山陽新聞の青い鳥点訳グループについての記事と、金光新聞の音訳ボランティアさんの投稿記事などの音声版を聞きました。

 

みなさん、「聞きやすい音訳・伝わる読み」ということを意識して、読んでくださり、とても心に響きました。

 

学院の先生から今回は、(時間の関係で)Kさんのお話がなく、残念だったというお声を頂きました。来年は、リクエストにお応えできればと思っています。

 

限られた時間でしたが、みなさん積極的にいろいろな体験に、笑顔で楽しそうにチャレンジしてくださり、実りある時間になったと思います。ありがとうございましたクローバー