大学職員研修☆4/6 | 金光図書館覚書

金光図書館覚書

金光図書館のいろいろを ご紹介したいと思っております。
どうぞ よろしくおねがいします。

この日は、関西福祉大学の先生方が、研修に来られました。

 

はじめに大学の沢田先生より

「生まれたときは、誰でもきれいな神心を持っている。成長につれて、汚れてくるが、一日一度は意識して、人のために役に立とうとすることが大切。信奉者が目に見える所に掲げて心の守りとしている『天地書附』の和賀心とは、喜び和らぐ心である。他者を受け入れること。日々起こることすべてをありがたく、喜んで受け入れること。目の前のことに対し、どのように取り組ませてもらうか。生徒に対しても自分の考えを押しつけるのではなく、他者を受け入れ、その人の個性、人格を大切にしてほしい」というお話がありました。

 

つぎに、館長から

「教祖のみ教えは、ある人には『お酒は飲むな』と言われ、別の人には『少しは飲んだ方が良い』など、結界取次で一人一人が助かるようなみ教えを下げられている。『金光教は混沌だ』と言われるように、『何をしなければいけない』ということはない。お役に立つということが大事。金光図書館も同じ。不思議な図書館である。基本は人が助かるということ。『先生が助かり、生徒が助かる』これにつきる。人間には必ず神心がある。どんな学生にもある。それを発動させる働きが神様にある。初代館長が、戦後にお金も人も無い中『お役に立つ図書館を作りたい』と願いを立てたらできた図書館。教祖は『倹約して本を買いましょう』と言われた。自分にぴったりの本を読んで自分をみがいて、お役に立つ。みんながそれを持ち寄って図書館になった。はじめは大人の本しか無かったが、開館してみたら子どもがたくさん来た。そこで、大人の本を売って子どもの本を買った。これが『お役に立つ図書館』の原点。今も、リクエストにはできるだけお応えするようにサービスしている。来館しなくても、電話一本で本を送ることができる。これから図書館見学で、金光図書館を知って頂き、使いたおしてほしい。」という、お話しがありました。

 

その後、境内の正門や

先日、国の登録有形文化財に登録された、金光教徒社の建物や

金光図書館の入っている本部教庁などの見学をし、

教庁1階ホールにある金子久平次の彫刻作品についても館長がご説明しました。

そして、いよいよ図書館見学です。

ここからは、三つのグループに分かれていただき、

館長グループは

3階で貴重な写真資料を見ていただきました。

その他のグループは、拡大読書機を見ていただいたり、

書庫で昔の雑誌や図書を見ていただき

アメリカから送られたララ物資の初版版「ぞうのババール」にびっくり&感動したり

時間まで、展示室を自由に見ていただいたり

短い時間ではありましたが、皆さんとても熱心に見学してくださり、

図書館職員にとっても、充実した研修になりました。

この機会に、お仕事はもちろんプライベートでも、ぜひ金光図書館を使い倒してください。

ありがとうございましたclover*