たまには帰省 日曜日の夜に実家に帰った。特に用事があったわけでもない。 夕食を両親と食べて、近況話をして風呂に入って寝る。 翌朝、母が作った朝食を食べて、父に駅まで車で送ってもらう。 車中では、寒い日が続くだの、月曜日の朝は憂鬱だのとたわいない話が途切れ途切れに続く。 そんな時間が、親から離れて暮らしている自分には貴重に思える。 この先、いつまで母の朝食を食べられるのだろう。 いつまで父に駅まで送ってもらえるのだろう。 また時間を見つけて実家に帰ろうと思う。