秋分の頃(今さら) … 陽射しが映える木の家 ~ 街中でも日光を積極的に楽しむ | 伝統構法の家づくり…大阪の街中で!石場建て/木組み/土壁のマイホーム新築

伝統構法の家づくり…大阪の街中で!石場建て/木組み/土壁のマイホーム新築

五十代も後半、自宅を新築…新建材は怖い!
行き着いたのは地元の工務店。
で、棟梁がつぶやいた。
「ホンマは石場建てがエエんやけどなぁ・・・。」
「石場建てってなんですのん?!」・・・

今さら! 秋分の日9/23に投稿しようと思いつつ、
延び延びになってしまっていた記事を・・・。



思い返せばこの秋は9月に入っても35℃を超える真夏日が続いたと思えば、

10月にはいきなり晩秋を思わせる冷え込みがあったりで、

なかなか秋らしく窓を開放して過ごすという心地よさを味わえずにいました。


そんななか本当の晩秋を迎えようというこの三連休(11/3~5)、

連日25℃を超える季節外れの夏日。窓全開というこの家らしい秋がようやく訪れた感。

けど昨夜の雨で本来の11月らしく気温はぐっと下がり、また窓を閉めることに。


夜明けが目に見えて遅くなり、日暮れもつるべ落とし。

こんなこれからの季節は昼間に日光をいっぱい室内に取り込みたいところですが、

我が家の立地は住宅の密集する街。南側に隣家が迫り、それも難しいのが辛いところ。


それでも本来なら窓全開で心地いい時候の秋分の頃には、

写真のように陽射しが当たってたんだったよなぁと、

今になって思い返してみました。




我が家のすぐ東側は河岸段丘崖。

ようやく7時40分ごろに上の団地に朝陽が反射して我が家に射し始めます。


そして8時50ごろになって、ようやく朝陽が直接あたりだします。


​​
 

それでも1階は東側の家の影に入ったまま。



 

ちょうど正午ごろには、1階リビング↓にも陽が射し込んでいます。


2階のインナーバルコニー↓にも。

真夏には深い軒のお陰で陽射しが遮られていたところです。

これが冬に向けてもっと南中高度が低くなる今ごろは

本来ならば陽射しが部屋の奥まで届いて温かいはずなんですが、

我が家の場合は南側の隣家の影に入ってしまって残念・・・住宅街のつらいところ。



夕方も秋分のころには、ちょうど2階の西の窓から夕陽を拝むことができます。

西側に、夏には忌み嫌われる窓を敢えて設けた、この時季ならではの醍醐味です。


しばし2階西側の座敷の畳に腰をおろして、

ぼんやりと西陽の明かりを眺めながら日没までのひと時を過ごすのもいいもんです。


今の時季になると南西の家の向こうに陽が沈んで日没は直には見られないんですが、
ちょうど秋分と春分のころの我が家の楽しみです。