神の手の提言 ――日本医療に必要な改革 (角川oneテーマ21)
By 福島 孝徳
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内容紹介
”すべては患者さんのために”をモットーに世界中で活躍し、日本でも”神の手”として数々のメディアに登場する脳外科医・福島氏が、日本医療の数々の問題点に鋭く斬り込む!

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカで「最後の希望」と呼ばれる脳外科医。過去に2万人を救い、現在も世界中で年間に600件の超難関手術を行う。「すべては患者さんのために」日夜闘い続ける医師が、全身全霊で訴える、日本医療への提言とは。

著者について
ふくしまたかのり●1942年東京生まれ。68年東京大学医学部卒業。80年、三井記念病院脳神経外科部長。鍵穴手術を確率する。91年渡米。医学の名門・デューク大学をはじめ世界各国で教授職を務める。現在も年間約600件の手術を行い、世界トップの脳外科医として活躍中。

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糖尿病治療ガイド〈2008‐2009〉
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* 93 ページ

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著者について
編集:日本糖尿病学会
カスタマーレビュー

糖尿病の医療に携わるすべての方に4
基本的なことは、すべて網羅されよく書かれています。低血糖やシックデイなども採り上げられており、医師、看護師、薬剤師、栄養士のみならず糖尿病に関係するすべての方の基本入門書として安価で最適です。

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このタイプは,現在の糖尿病患者の約95%を占めていると言われています。それで,このサイトでは主にこの2型糖尿病を中心に話を進めていきます。

一口に2型糖尿病と言っても,このタイプの中でも,色々と原因が分かれてきます。


1) インスリンの出が悪い
この場合は,1型糖尿病ほどではないのですが,インスリンの出が悪いので,インスリンの量が基本的に足りなくなっています。ですから,インスリン注射をして足りないインスリンを補ってあげる場合が多いんですね。でも,1型糖尿病のように,膵臓のB細胞(ベータ細胞)がウィルスなどによって破壊されている訳ではないので,機能が回復すれば,インスリン注射を止めることも可能と言われています。


2) インスリンが元気がない
この場合は,インスリン自体は製造され,分泌されているものの,その肝心のインスリンの元気がなくその働きが悪かったりして,本来の機能を果たしてくれないパターンです。


3) インスリン受容体が元気がない
これはあまり聞かれたことがないかも知れませんが,この場合は,インスリン受容体と呼ばれる,細胞膜上にある物が元気がないパターンなんです。

インスリン受容体って,ほとんど聞かない名前ですよね。でも,これがとっても大事なんです。ブドウ糖が細胞内にきちんと取り込まれることで,細胞が栄養をもらって,わたしたちの体全体も元気になる訳ですね。そして,そのブドウ糖が細胞に取り込まれるためには,インスリンが必要なのですが,実はインスリンは細胞膜にある,このインスリン受容体と結合することが必要なんです。

よく,インスリンとインスリン受容体は,鍵と鍵穴に例えられます。インスリンという鍵がインスリン受容体という鍵穴に差し込まれると,細胞膜上にある扉が開いて,細胞の中にブドウ糖が入っていけるという訳です。

インスリンとインスリン受容体が結合して(鍵が差し込まれて),そしてブドウ糖が細胞内に入っていけるようになるんです。本来このインスリンとインスリン受容体は,お互いに引き寄せ合うようになっているんですが,インスリン受容体が元気がないと,インスリンを引き寄せず,受け付けなくなってしまうんです。鍵穴が壊れていて鍵が入らないようになったり,鍵をはねつけてしまうんですねインスリンが結合しようとしても,インスリン受容体がそれを拒否してしまうのです。そうなると,ブドウ糖は細胞内に入っていけないので,ブドウ糖が余り,糖尿病となってしまう訳です。これは,インスリン抵抗性と呼ばれる場合もあります。


それで,2型糖尿病の中にも,幾つかその原因が分かれています。どれか一つだけのタイプの方もおられれば,すべて関係している方もおられます。たとえば,インスリンの分泌も悪いし,インスリンも元気がない,そんな場合だってあるんです。


まとめてみると,2型糖尿病の主な原因は,

1)インスリンの出が悪い
2)インスリンが元気がない
3)インスリン受容体が元気がない


これまでは長年,主に1)の,単にインスリンの不足が糖尿を引き起こすと考えられていましたが,最近の研究では,むしろ2)と3)のほうに,重きがおかれています。


さらに,2型糖尿病は,遺伝との関わりが強いとも言われていますし,遺伝的な要因を持つ人が,肥満や運動不足,過剰なストレスなどによって,発症してしまうことも大変多くありようです。もちろん,毎日の食生活や生活習慣によって悪影響を受ける場合もあります。

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