本日は、人生を好転させ得る重要なお話をいたしましょう。これは現人類の大きな課題であるのです。
さてあなたは、ご自分について語る言葉に、日頃、どれほどの真実を乗せることが出来るでしょうか。
例えば失敗をしてしまった時には、本当のことが言えずに誤魔化してしまうことも多々あるでしょう。
プライドを守るためには先ず周囲を納得させねばならないと、目くらましの言葉を使うかもしれません。
そのようにして、ほんの少しだけ、あるいは数十パーセントほどの嘘でも、真実に織り交ぜて話す度に、あなたは自分自身に洗脳されて行きます。
虚実を語る度に、それがあたかも本当のように思えてくるので、元々何をどうしたかったのか、どうすれば良いのかも分からず、本心を見失うこともあるでしょう。
これでは同じ失敗を繰り返す可能性があります。なぜなら認めようとしていないからです。
「自己欺瞞」とは自分を欺くこと。本当の理由や、本心ではないことを語り、自分や他人を欺くこと。
言葉を弄して他者を欺くとき、同時にあなた自身をも、自分で欺いているのです。人生を好転させるのであれば、このような自己欺瞞を捨てて、素直になってみてください。
そうすれば家庭や学校、職場などで、気持ちの良い人間関係が築けるようになり、好転して行きます。
一人一人が自己欺瞞から脱却するなら、社会全体にも欺瞞が無くなり、騙さない社会が構築されます。
ありのままの自分を認め、真っ直ぐに進んでください。
そうすれば案外、解決の糸口が早くみつかるのも早いのです。
新村 祐巳 (OPAL)
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