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仮の話です。
いつもしっかりテスト勉強をして
臨む成績優秀な生徒さんがいました。
単語テストや確認テストなどは
毎回満点でした。
でも以前は全く点数が取れなくて、
勉強が嫌になった時期もありました。
でも勉強をやり続けて、
自分なりの勉強の仕方が
分かってきました。
するとそれが点数に現れて、
最近は満点の連続でした。
やればできると自信を
持ち始めました。
そんな時、忙しくて十分な
テスト勉強ができなかった日が
ありました。
クラブで疲れていて、
勉強を明日、明日と伸ばして、
とうとうその日になってしまいました。
でも今までしっかり勉強してきたんだから、
今回はそんなに勉強していなくても、
十分に点数は取れると思いました。
でも、散々な結果でした。
満点とはいかずとも、
90点くらいは取れるだろうと
高をくくっていました。
でも結果は。。。
自信を持つことはいいことです。
しっかりと裏付けされた努力があって、
「いつも通りだ。今回も大丈夫。」
と思う事は自信です。
でも、十分な時間も使わず、
普段より劣る努力で、
「たぶんいけるだろう。」
と思う事は過信です。
自信と過信をはき違えてはいけません。
普段と比べて不足気味なら、
「ちょっとまずいかも。」
と疑うべきです。
そしてできる限り
普段に近づけることに
時間と労力を使うことに
意識を向けるべきです。
自信が過信、過信が不振に、
そして
自分に対する不信にならないように、
足元をしっかり見ないといけません。
普段通りか、できればそれ以上を
目指してほしいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。