アート・ファーマーとチャック・マンジョーネ、ちょっと違った雰囲気の二人を紹介してみて思ったのですが、例えばまんじゅうを食べるとせんべいが食べたくなる(←家内が良く使うフレーズを引用)ように、聴きたくなる曲もその時々で方向性が違ってくるのですね。

また、自分で聴きたい曲と他人に紹介したい曲と言うのもあるような気がしてまして、気ままに趣味でやっているブログではあるけれど発信するからには共有したいと言う心がどこかで働くのでしょう。

その両方がぴったり一致していれば一番いいのですけど、これがまたなかなか難しい^^;

で、まあ昨日フュージョンのアーティストを紹介して行こうと思ったわけですが、それと並行してその時の気分の一曲っていうのも挟んで行こうと思いまして、、、
前置きが長くなりましたが、本日の気分の一曲を(笑)

以前、キース・ジャレットが疲労により演奏が出来なくなってしまった時期が2年ほどありまして、復活後発表されたアルバム「The Melody At Night, With You」というのがあります。
このアルバムは彼を支え続けてくれた奥さんに捧ぐとされていますが、その中から「I Loves You, Porgy」をお届けします。


前回、フリューゲルホーン奏者のアート・ファーマーを紹介していて、ふと思い出したのが今日ご紹介する同じくフリューゲルホーン奏者のチャック・マンジョーネです。

音楽のジャンルというのはなかなか一括りにできないものでして、またそのジャンル名もその時代に付けられたものですから例えばモダンジャズ(現代のジャズ)と言っても今では古い時代のオーソドックスなジャズと言う感じですし、チャック・マンジョーネはジャンルで言えばフュージョン(融合)でジャズ、ロック、ポップス、クラシック等の音楽の融合された形と言う意味で命名されたわけですが、今では要するに耳触りのいいBGMと言ってしまっても過言ではない。

ただ、そういう音楽が最初に演奏された時はやはり「新しい音楽」と感じるのですね。

フュージョンが流行りだしたのは1970年代後半で、日本でもT-SQUAREやカシオペアが活躍し、また多くの海外のミュージシャンが来日してジャズ・フェスティバルが開かれるようになりましたが、フュージョン系の演奏が殆どでした。

その頃、田園調布にあった田園コロシアムという野外テニスコートで毎年夏に開かれていたライブ・アンダー・ザ・スカイは今考えると本当に贅沢なメンバー、空間そして時間であったと思います。

これからしばらく、フュージョン(実は私はこの呼び名があまり好きではない^^;)のアーティストを紹介して行こうと思いますのでお付き合いください。

では、トップバッター、チャック・マンジョーネで「Give it All You Got」お聴きください。

こんばんは。
今日の曲も夜に合いそうな一曲を、アート・ファーマーで「The Summer Knows 」です。

昨日の記事を見た家内に「久々の更新にしては文章が短い!」と脅し助言を貰いましたので、今日はちょっと解説も含めて紹介します。

アート・ファーマーはトランペット、フリューゲルホーン奏者で、昨日紹介したジェリー・マリガン(p,bsax)やソニー・クラーク(p)、ジム・ホール(g)等との共演で温かみのある演奏を聞かせてくれています。

フリューゲルホーンと言うのは形はコルネットに近く、音はコルネットよりも柔らかい音色でこれはマウスピースの形状とも関係があるのですが、アート・ファーマーが演奏するフリューゲルホーンは特にその温かさを感じさせてくれます。

そういえば先日、吉祥寺のジャズクラブに行った時のことですが、出演者のトランペッターが本番直前に「マウスピースがない!!!」と慌てておりまして、結局間違えて持ってきたフリューゲルホーン用のマウスピースを使ってトランペットを演奏してました。
しかしこれがちょうどトランペットの張りとフリューゲルホーンの深みを合わせたようないい感じの音で好評だったのですが、演奏はかなり大変だったようです。

さて、それでは曲にまいりましょう^^