続きです花

ある事がきっかけで、新生児マススクリーニングの検査項目の1つである、甲状腺機能低下症の検査に漏れがある事を知る事となった汗うさぎ

それを知ったのが、末っ子長男が中学3年の頃。

※衝撃的な出来事をきっかけに調査を開始したのである物申す


いまだにFT4の同時測定を新生児マスでやってないって事はないよね?と、今から5年前に検査元である熊本の会社に電話してみましたら、やってなかった!


中枢性甲状腺機能低下症は、

TSHだけを測定しても分からないのは常識なのに、である。


FT4の同時測定を必ずやる必要がある!


電話口の女性職員の方…明らかにどうしよう…と、言葉少なでした。

貴方に罪は無いのです。罪は…誰?誰にあるの?

この検査項目を足すか足さないか誰が決めるんでしょう?誰でもいいから、一刻も早くやるべきと思う。潜在的な被害者いると思うし、これからも発生しますよ。チラーヂンSを飲めば健康な子と同じように生きれるのにやらない理由が不明である。飲まずに成長すると、知的障害になるとわかっていながら、である。

ちなみに、早くから北海道や神奈川県ではやってますね。


いづれにしても、末っ子長男はT病院のNICUに1ヶ月お世話になり、その後同じ病院のフォローアップ外来に1年通っても見落とされてたのが事実。要は、小児科の先生の内分泌知識が浅いところに問題があると思う。


小児科は総合診療なので、守備範囲が広くそこまでいきついていないのだと思われる。末っ子長男の担当の先生の専門が、内分泌だったらそんな事はまず起こらなかったでしょう。


なぜなら内分泌って、先生の経験値で判断されているような感じなので個人差がでる。経験が無い先生にあたると、いくら血液検査をしてもずっと正常扱いとなる。検査結果ってそういうものと患者は認識した方がいい。画像診断も、診る人で診断結果が変わるのと同じだ。

→うちの末っ子長男はまさにこれ。NICUでは必ずFT4を診るんです。FT4も含めて、血液検査をこまめにやって下さっています。


ただ、その正常値が小児科医に認知されていないのが問題なんです。おまけに、血液検査の数値の横にL(基準より低値)とか、H(基準より高値)とか、P(パニック値…異常値)とか書いてあるの見た事あると思うんですが、小児科仕様になってないんです。大人の基準値なんですよ!これ見落としの温床だと思う。



で、甲状腺ホルモンの基準値

細胞分裂が盛んな子ども、特に3歳までの乳幼児の甲状腺ホルモン値は高めに維持なのは、当たり前ですよね?


FT4 は、1.5

この数値に辿りつくの時間かかりました。

素人でも、時間をかけてネットパトロールすれば入手できる世の中なのですが、ネットの中にも落ちて無いんです。


で、見つけた❗️


福岡市にある大学病院の小児科教授監修の本で入手物申す


要は、細胞分裂さかんな成長期に、甲状腺ホルモンが大量に使われるという理論でOKと思う。

なぜなら…

末っ子長男、成長著しい思春期の時期になると、甲状腺ホルモン値が下がってきました。なぜ下がってくるのか?エネルギー代謝ホルモンである甲状腺ホルモンが、成長する時に起こる細胞分裂の際に大量に消費された為、従来の補充料では不足した…という事だと思う。


2人目の主治医の女医Y先生から、まだ末っ子長男が幼児だった頃、甲状腺ホルモンは、成長ホルモンの材料になるとご説明を受けた事から推測すると、成長ホルモンと甲状腺ホルモンは、車の前輪と後輪のような関係で、どちらが欠けてもダメなのであろう。


末っ子長男は、値が下がってきたので、25μgから、37.5μgにチラーヂンSを増量しました。

乳幼児期を過ぎた子供〜大人のFT4は、1.2前後で維持するのがガイドラインだと思われる。

大人でも1未満は明らかに少なめという事です。乳幼児で1未満とかは、緊急レベルだと私は思う。脳や神経の発達に絶対に必要なのですから。

※やはり思春期が過ぎたら過多になってきたので、元の量に戻しました。


病気じゃない人は、この機能を下垂体で全て自動で過不足なく調整されるんです。

その機能にトラブルがあって、上手に調整できないのが、中枢性甲状腺機能低下症なんだと思う。


なので、甲状腺が悪い甲状腺機能低下症より、中枢が悪い甲状腺機能低下症の方が明らかに重篤なんです。なぜなら中枢が司るホルモンって、大きく分けると7つくらいあると最初の主治医のH教授から聞いていたのを鑑みると、他の内分泌にもトラブルが起こる、もしくは起きている可能性を見つける指標にもなるのが、中枢性甲状腺機能低下症なのであるから。



続きます右差し