ジル・ボルト テイラー著の「奇跡の脳」という本は多くの人が読んでいます。患者さんも家族の方も。そして、リハビリ医療に携わる人の大多数が読んでいると信じています。
この本を書いた人は左側の脳がやられました。そして、右側の片麻痺としゃべられなくなったのです。しかし、リハビリを懸命に続けました。
そして、8年間で完全に戻ったのです。
そう言う人は結構おられるのです。だから、諦めずに、希望を持って、リハビリを続けましょう。続ければ、必ず今よりもっと良くなります。
家族の人にもとってもよい本です。病気の人の心がよくわかります。その人の立場にたってサポートできます。
リハビリ医療に携わる人は必ず読んで、リハビリについて再考していただきたいと思います。
脳には、私達たちには想像すらできない能力が宿っているのです。家族や周囲のサポートが回復にはとても大切なのです。それ以上に、訓練すれば必ず回復すると言う信念を、セラピストさんには持っていただきたく思います。
著者ジル・ボルト テイラーは、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?
努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍する私は、誰よりも脳について知っている筈だった・・・。