五年越しに見積依頼 | 長崎解体110番

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長崎県南島原市「素麺の町」西有家町で解体屋を営む私が日々感じた事や出来事を綴っていきます。

随分とご無沙汰で 今月初のブログですが 本当に申し訳ないですあせる

先日五年前に現調依頼いただいた 佐賀県嬉野市の老舗旅館

ホテル「神泉閣」さんより 再依頼いただきました

 

今回は施主様の代理で・・とのご依頼で五年越しに再依頼いただけるなんて只の巡り会わせじゃないナ!と直感アップ

早速お伺いいたしました

 

数年前にもご紹介したんですが なんと我が大村藩より別邸を移築しての再建で 当初有形文化財の登録を!との通達を拒否し 現在に至っている由緒ある建物とも言えます

 

ちょうどご当地で有名な嬉野茶の刈り取りの真っ最中で こんな光景

めったに見れないナ!と  一時休憩ルンルン

最高の天気にお茶畑で一服NEW

この物件 内部の装飾はもとより 非常に手の込んだ作りで ほとんどがまだ一級品の家具調度品 実に見ごたえのある逸品です

もうすでに使われなくなって 一部物置状態ですが 一品の価値はまだそのまま残っている状態です

大広間も 床の間よりの彫刻も実に見ごたえのある豪華さで 古材で買取たくなるぐらいでした

でももうすでに単品での売却が決まり ただ解体での対応と・・・

でも少し減額してでも 受注したい物件

建具電灯など 文化財に指定できるほどの一品なんです!!

残せない過程での 残したいと思う歯がゆさで 少しストレスが積もる

現調でした

 

このように素晴らしい物件でも 残せない古民家など 多く点在する

今 残せるモノは残すとの気持ち大事ですね・・

古材を活かす解体屋も 古民具的な買取は行っていませんので

ご了承くださいませタラー