ちょうど一年前の今日、
私はアフリカのルワンダ🇷🇼にいた。
ビジネス視察のご一行とドバイ、エチオピア、ルワンダ訪問という超オリジナルな視察ミッションの最終訪問地だ。
ルワンダに行った経験がある日本人はまだとても少ないと思う。
少し古いデータだが、2016年にルワンダを訪れた日本人は900人程度。
ちなみに同年のエチオピア訪問数は約5,000人。南アフリカが約25,000人、エジプトが約23,000人。こんな具合だからやっぱり、まだまだルワンダは知られていない。
今、私はルワンダにある現地法人の責任者で、
ブレインワークスアフリカという社名だが、名前の通りアフリカビジネスの橋頭保として位置付けている。
東南アジアにおけるベトナムに20年以上前に進出したのと同じ役割だ。
ベトナムではベトナム人社員を20年以上前から雇用し様々なビジネス経験と実績を積んできた。
それと同時に、当社の東南アジアビジネスの橋頭保としての役割を担ってきた。
東南アジアのタイやミャンマーなどの各国へは、ベトナムからはどこの国へも約3時間以内でフライトできる。
アフリカは流石に54か国と多いし広大なので全土はいかないが、少なくとも東アフリカのエチオピア、ケニア、タンザニアなども3時間以内エリアである。
なぜ、ルワンダなのですか?
4年前に現地法人を設立してからよく聞かれる。
ベトナムで活動を始めたときもそうだった。
ただ、アフリカだけにベトナム以上に理由が想像できないようだ。
一言でいうと、ご縁です。
としか言いようがないのだが、
少なくとも10年以上前から近い将来アフリカビジネスに挑戦しようというのは必然的に考えていたと思う。
実際は、ルワンダの隣国のウガンダに訪問したのが私の初アフリカだった。
ルワンダに会社を設立する半年前のことだ。
なんでもそうで、近くに来ると周辺国の情報に感度が高くなる。
隣国のルワンダ情報にも自然と精通した。
そして、この小さいけれども多くの宿命を背負ったルワンダに法人設立を決定するまでにそれほどの時間はかからなかった。
最近のIT立国を標榜する国は皆そうだが、法人設立はとても簡単だ。アジアではシンガポールが有名だがルワンダは事前にオンラインで手続きをして、実際に登記の場所に訪問して約2時間で完了した。事前準備に不備があり、これでも時間を要したほうだ。
四国ほどの面積の内陸国ルワンダ。
人口は約1300万人ぐらい。
1994年の悲劇から奇跡の復興を遂げIT立国を標榜しアフリカの情報ハブを目指しているルワンダ。私にはよく訪問したシンガポールがオーバーラップする。
ルワンダの話は尽きることがないので、
またの機会にするが、
1年前の視察の話に戻そう。
ビジネス視察と言ってもこの一行はたまたまの巡り合わせで、不思議なメンバーになった。一人は、ベトナム人の友人経営者。前からアフリカに行ってみたい。ひとりでは行けないので誘ってほしいと言われていた。日本人の社長の参加に加えて、私の実弟も参加。彼は農業をしている関係で個人的なアフリカへの興味に加えて農業にも関心があったようだ。他には女子学生が二人。集合写真をご覧いただくとお分かりのように、客観的に見ても不思議なご一行である。
5泊7日の弾丸ツアー?だった。
こういう視察ミッションの何が一番大変か?
1番はやはり飛行機の移動である。
飛行機の乗り継ぎの連続になるが、最大のフライトで11時間。これは慣れの問題だが、はじめてだと少々きつい。
何よりも空港での出入国も手間である。
荷物チッェク、パスポートチェックに色々と神経を使う。
実際に荷物の預け入れミスが発生した。
慣れないと一人で対応するのには、骨が折れるだろう。やっぱり、トラブル対応時にはこのあたりの国になると英語が必須になる。アジアとは勝手が違うところだ。
この視察ミッションの概要を紹介する。
なぜ、ドバイかと思う人も多いだろう。
ルワンダに行く方法はいくつかあるが、
最短は、日本からカタールのドーハ経由である。
世界一と言ってもよいぐらいの快適なカタールエアーでドーハでの一回の乗り換えでルワンダにいける。一番のお勧めである。
ドバイ経由も選択肢である。
やはり、オイルマネーで世界の富を集めた先進国ドバイには一度は訪れたい人は多い。
少々遠回りでもドバイ人気の理由だ。
今回の視察ミッションはドバイありきで、ルワンダに入る選択肢の一つとして、今回はエチオピアを選んだ。
エチオピア🇪🇹についての詳細は、別の機会にするが、アフリカで唯一植民地になったことがない国である。人類発祥の地といわれていた国と言ったほうがピンと来るかも。
こんないきさつで、超オリジナルミッションが生まれた。
再度、こういう視察ミッションをいつ実行できるかは今の私には予測不可能だ。
この数か月、ビヨンドコロナの海外ビジネスについて色々と考え続た。今、新たに始めようとしていることがある。
それがオンラインで海外ビジネスがどこまでできるか?である。
百聞は一見に如かずである。
当たり前である。
実際、観光もあったほうが良いし、現地の料理やビールを堪能する瞬間は格別だ。
しかし、一方でビジネスのウエイトからしたら、絶対に必要なファクターではない。
私達は、ルワンダからもオンラインMTGやオンライセミナーは法人設立時から行ってきた。これだけでも日本にいる人には刺激になる。
例えば、アフリカとオンラインMTGだけでも日本の皆さんは驚く。
今からは、
百聞は一見に如かずの前の一見
が重要な時代だ。
そんな訳で、今、オンラインとITを駆使して出来る海外ビジネスサービスを構築中です。
以上