安倍さんの訃報に思う。なぜこんなにショックなのか? | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

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おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

安倍元首相が凶弾に倒れられた。


どのような理由であれこのような卑劣な行為は許されず、安倍元首相の命と言論の場が凶行に奪われた事は一国民としてショックは大きく、その哀しみはあまりにも深い。

なぜ、私はこんなに不安でショックなのか?


犯人は政治的な思想は無いと言う。

もしそれが事実であれば、
「暴力による民主主義に対する挑戦」
と言ったようた政治的なコメントは的外れのように思えてならない。


ある種の政治思想(イデオロギー)を持った人間の凶行(テロ)と言うよりも、日本の社会道徳を持たない者の凶行。


特別なイデオロギーの特殊性よりも、今の日本の命や社会に対する道徳感の低下に起因するように私には思えてならない。


昨今の無差別な意味不明な凶行、利己的で逆恨み的な凶行の矛先がたまたま、元首相安倍さんに向いたように思えてならない。


あの安倍さんが銃弾に斃れたと言う事もあるが、


誰しもが凶行のターゲットとなりうる社会の不安を皆さんはショックとして受け止めているのではなかろうか?


日本の学校や社会教育の無力化に起因する道徳の崩壊が私達を不安に陥れる。


日本社会の道徳を大切に取り戻す事は安倍さんの政治的理念の中心であった事を思うと尚更、残念でならず、日本の教育の大切さを身を賭して示していただいたように思えてならない。


日本の教育を取り戻す。

肝に銘じ、この日を忘れまい。


合掌。


安倍さんの訃報に弔意を表す半旗

(画像はネットより)