安心して人と向き合えてますか?生命保険ファイナンシャルプランナー協会オーブンセミナーより | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

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おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

 生命保険ファイナンシャルプランナー大阪協会オーブンセミナー講演も無事終えることができました。

高津高校の教え子、住之江高校ラグビー部の教え子も駆けつけてくれました。

皆さんのお陰で

安心して話す事が出来ました。

本来、

身近な人とのコミュニケーションは安心感が伴うものです。

親しき中にも礼儀有りとはよくいいますが

そんな安心感がついつい失礼な物言いになってしまう事を戒めたものです。

昨今我々大人は、

我が子、部下、教え子達、子供達に

安心して向かい会えているのでしょうか?

このご時世、

人とのコミュニケーションについては、

ノウハウ本やネット上に多様な意見が氾濫しています。

情報過多。

向き合う相手はどんな情報を取得し、

どんな認識を持っているのかがわからない。

たわいもない話ならともかく、

真摯に向き合わねばならぬ場面で

どれだけの人が安心して本音で

コミュニケーションをとっているのでしょか?

どれだけの本音を誠意を持って語り合えているのでしょうか?

こんな事を言えば

パワハラ?セクハラ?

あんな事を言えば

自尊感情が傷つく?

こう言えば

人権問題?

ああ言えば

イジメ?

まかり間違えば

言葉を切り取られ、

レアな例を一般化した極論を

センショーナルなフレーズに乗せ責め立てられる。

笑顔で接し、

相手の気持ちを大切にしながらと、

お題目は立派だが、

真摯に本音でぶつかり合う前に

行き交う言葉は

幾重ものフィルターを通すうちに

いつのまにか本音が薄れ、

どうとでも取れる、

なんの意味も無い、

無色透明、無味無臭な音となる。

先生と生徒

上司と部下

親と子

先輩と後輩。

コーチと選手

本来なんらかの上下関係を持った関係ほど

こんな無味無臭で当たり障りのない会話に陥って行く。

だから

上下の関係が取っ払ってしまえと言う人もいる。

友達のような関係がもてはやされる傾向もある。

そこには横のフラットな関係は存在しても

縦の責任は当然無い。

縦の責任とは?

上のもの(大人)は下のもの(子供、部下、若者)を育成するという責任。

大人としての

任された責任。

本来日本語には

縦の責任を

潜在的に

文化として我々日本人に持たせてくれる仕掛けがあった。

その代表が日本語

『叱る』

誰が誰を叱るのか?

叱るのは

上が下を叱る。

上しか下は叱れない。


日本語では

部下が上司を叱るとは使いません。

叱るとは愛情を持った教育的な言動。

叱る側も叱られる側も

文化としての日本語を通じ

その事を共有してきました。

共通認識が相互理解となりやがて

お互いを肯定的に捉える素地となる。

安心して叱り指導することができた。

そんな日本文化を蔑ろにするこのご時世。

『叱る事は自尊感情を傷つける事!』

そこには『叱る』という言葉の

精査や理解もなく

言葉を切り取り、

レアな例を一般化し

センセーショナルなフレーズに乗せ

素敵な日本文化『叱る』を『誉める』の対立軸に追いやっていく。

二人で相互理解できていることも

肯定的な二人の関係を

無味無臭な規則やマニュアルで

他人が壊して行くことが多い今のご時世。

同じ文化に包まれる安心感が無い日本。

もう一度、

みんなが安心してホットする空気で

日本を包み込んでいきたいもの。

正しい日本語理解が日本文化の再認識。

帰ってきてホットする故郷。

そんな故郷のような学校、会社、地域作を!

先ずは自分の学校や会社から

日常を大切に文化の共有を。

このご時世だからこそ求めらる。


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