2018雇止め問題。
雇止めとは
非正規労働者の雇用の打ち切り
今年の雇止めは、体の良い首切りどころの話ではない。
2018雇止め問題と呼ばれ
改正労働契約法が施行され5年目を迎え、
来年度に5年を超える非正規の有期労働者に無期限契約の権利が派生する。(無期転換雇用)
国は安定した非正規労働者の雇用安定が目的だというが、かえって不安定な結果となっている。
今年度までは有期雇用で便利にこき使うだけこき使い、法改正による来年以降の無期転換雇用の権利発生前に首を切ってしまえという、非道徳的で卑劣な所業が非正規雇用者に対し行われている。
しかも、私立学校という教育の場で平然かつ大量に行われていると言う。私立学校は公立学校と違い、多くの非正規の講師の先生方によって支えられている。
今回、相談を受けたのはそんな大阪の私立高校に常勤講師として勤める後輩教師。非常勤で4年、その後平成25年より常勤で5年目をその私学で迎えている。35歳、結婚して二人の幼子を抱える一家の大黒柱。
この春で労働契約法改正より5年を終え、
いよいよ来年より無期限契約の権利(無期転換雇用)を得ることができる。安定した雇用を背景に、父として妻子のために教育者として教え子たちのために益々いい汗が流せると思っていた矢先
突然の「雇止め」。
実際、彼はラグビー部顧問として継続した指導を長年行い、担任としても1年2年と持ち上がり、卒業に向けた3年生としてこの1年をどう取り組むか、嬉しい悩みの真っ最中突然の雇止め。
彼の学校では常勤講師11人が一気に雇止めになったという。体育科は専任は14人中5人だけで
残り11人が講師、皆、戦々恐々、職員の不安と不満は募る一方。
どんな状況であれ生徒に対しては最善を尽くすのは教師の使命。とは言え教師も人、管理職や経営サイドの理不尽な振る舞いに職員間の信頼も相互理解もあったものではない。
モチベーションを上げるには困難な状況、職員室にはため息が漏れ、士気の低下が目立つという。
それでも「生徒には暗い顔は見せられません。」と不安不満の渦の中、毅然と話す彼がいじらしい。
「何があっても最後まで生徒のためにやりぬかなあかんよ」
そういう私に彼は
「三月まで精一杯頑張ります」と帰っていった。
教育的観点からみても
担任や部活の顧問の先生が
経営サイドの都合でコロコロ変わるような学校が
より良い教育成果を上げれるわけもない。
こんな倫理観のない学校にまともな教育ができるわけもない。そんな空気は以心伝心、生徒の成長を知らずしらず妨げる。頑張る教師を大切にできる学校がその先にいる子供たちを大切にすることができる。
皆さんこの理不尽、
国や大阪府に是正の声を!
府民の声(大阪府HP内)にこの実態を!
公立学校の先生方!
私学の仲間のために
子供たちのために正義の声を!

